2008年12月 競馬情報 無料ニュース【レース映像あり】

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池江泰寿調教師、5年目で初タイトル獲得

 2008年の中央競馬が終幕し、JRAリーディング各部門の順位が確定した。調教師部門では51勝の池江寿調教師が初のリーディングを獲得。

 13回のリーディングを誇る藤沢和雄調教師(3位)を抑え、30代のリーディングトレーナーが誕生した。池江泰寿調教師(39)=栗東=が51勝(重賞3勝)をマーク。開業5年目で初タイトルを獲得した。「あこがれの藤沢先生(和雄調教師)とリーディング争いができただけで光栄なのに、まさか自分がとれるとは夢のようです。スタッフが一生懸命頑張ってくれた結果ですね」と喜びを口にした。最終週に3勝を挙げた池江寿師の父・池江郎調教師が46勝で2位となり、父子ワンツーとなった。

 勝率部門では44勝を挙げた藤原英調教師(43)=栗東=が.199と2割近い数字を残し、2位の池江寿師(.175)を突き放して2年連続の首位となった。

 獲得賞金では44勝の角居調教師(44)=栗東=が12億1787万4000円で1位。天皇賞・秋、安田記念を勝ったウオッカをはじめ、JCダートで見事復活を果たしたカネヒキリ、オークス馬トールポピーなどGI4勝を含む重賞5勝で大舞台での強さを見せつけた。賞金ランキングでは昨年と同じく10厩舎中8厩舎が栗東。GIも障害含む24戦のうち関東馬が勝ったのはたった2レース(昨年は6レース)と“西高東低”がまた強まった1年だった。


By サンスポ
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[ 2008/12/31 19:57 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)

アグネスタキオン、リーディングに輝く

 2008年の中央競馬が終幕し、JRAリーディング各部門の順位が確定した。種牡馬部門では13年間続いたサンデーサイレンス時代が終わり、リーディングに輝いたのはSS産駒のアグネスタキオン。NHKマイル→ダービーを連勝したディープスカイ、皐月賞馬キャプテントゥーレなど3歳勢が大活躍。ダイワスカーレットも有馬記念を勝ち、33億5073万3000円を獲得し、2位のフジキセキ(24億133万9000円)に10億円近い差をつける圧勝で、ポストSSを確定させた。5歳がラストクロップのSSは18億2985万7000円で7位にランクダウンした。

 2歳部門は函館2歳Sをフィフスペトルで勝ったキングカメハメハが3億8053万1000円で首位。2位が3億1222万9000円のネオユニヴァースで新種牡馬のワンツーとなった。昨年首位のアグネスタキオンは、重賞Vがなく2億9223万8000円の4位。


By サンスポ

完全復活!カネヒキリ壮絶叩き合い制す/東京大賞典

 ダート版グランプリ「第54回東京大賞典」(2000メートル、10頭)が29日、大井競馬場で行われ、C・ルメール騎手が騎乗した2番人気カネヒキリ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)がヴァーミリアンとの壮絶な叩き合いをクビ差制し優勝した。JCダートに続くダートの国内最高峰レースに勝利して完全復活を印象づけた。勝ちタイムは2分4秒5。3着にサクセスブロッケンが入り、人気の中央勢が表彰台を独占。28日に行われた有馬記念とは一転、馬連(1)―(9)200円、馬単(9)―(1)540円、3連複(1)―(8)―(9)280円、3連単(9)―(1)―(8)1450円と堅い決着だった。

 カネヒキリは道中3番手、昨年の覇者ヴァーミリアンがそれを見ながら追走する展開。ほぼ2頭同時に仕掛けられ抜群の手応えで4角を回ると、先に直線抜け出したサクセスブロッケンをあっという間にかわし一騎討ちへ。ルメールと武豊の名手2人によるムチの応酬。両雄は鞍上のゲキに応えるように鋭く末脚を伸ばしゴールへ向かう。意地と意地のぶつかり合い。最後はクビ差だけカネヒキリが前に出てフィニッシュした。見ごたえのある攻防に場内から惜しみない拍手が送られた。

By スポニチ

08年のJRA 岩田が総獲得賞金1位に

 日本中央競馬会(JRA)は29日、今年の騎手成績などを発表し、騎手のJRA獲得賞金は岩田康誠が28億6822万6000円で1位となった。2位は安藤勝己、3位は最多勝の武豊。騎手には獲得賞金の5%が進上金として配分される。

 また種牡馬部門のリーディングサイヤーは、アグネスタキオンがトップ。サンデーサイレンスは7位で、昨年まで13年連続で守ってきた最高位から落ちた。



By スポニチ
[ 2008/12/29 20:54 ] 騎手 岩田康誠 | TB(0) | CM(0)

最強女傑締めた!スカーレットのためのGP/有馬記念


<有馬記念>レースを制したダイワスカーレット(左から2頭目)と安藤勝己
Photo By スポニチ
 やっぱり強い!文句なし!!中央競馬ファンの夢を乗せて走るグランプリ「第53回有馬記念」が28日、中山競馬場で行われた。安藤勝己(48)騎乗のダイワスカーレットが力の違いを見せつける逃げ切りで優勝、圧倒的支持を集めた1番人気に応えた。牝馬の有馬記念優勝は71年トウメイ以来、37年ぶり4頭目の快挙。昨年2着のリベンジを果たし、グランプリホースの称号を獲得した女傑は来年、海外でのタイトル獲りに挑む。

 どこまで強いのか。中山競馬場を埋め尽くした11万7000人の大観衆が拍子抜けするほどのダイワスカーレットの圧勝劇。並み居る強豪牡馬を寄せ付けず、1度も先頭を譲ることなく、37年ぶりの牝馬Vという快挙をいとも簡単に成し遂げた。「本当に強い馬です」。数々のG1馬を導いてきた安藤勝ですらほかに言葉が見つからない。

 抜群のスタートセンスを誇るスカーレットに外枠の不利など関係なかった。最内から飛び出したカワカミプリンセスをけん制しながら先頭に立つと軽快に風を切る。2角から向正面でいったんペースを落としたが、3角手前から再び加速。メイショウサムソン、スクリーンヒーロー、マツリダゴッホ…。必死に手綱をしごいて馬体を併せに行く好位集団と比べても、明らかに手応えが違った。直線入り口で一瞬にして置き去りにすると独走態勢。大外から強襲したアドマイヤモナークにセーフティーリードを保ったまま楽々とゴールを駆け抜けた。

 「返し馬が終わった時点で安心感があった」。表彰式を終えた安藤勝は冷静に振り返った。イレ込みが激しかった天皇賞・秋とはまるで別馬。「芝の内が傷んでいたが4頭分くらい外を回さないと状況は変わらない。ならば内を走っても一緒だと思った。後ろの馬の仕掛けが早かったけど追ってもうひと伸びある馬。能力を信じて乗った」。荒れたインを避けて回り、マツリダゴッホの激走を許した昨年の有馬の反省を生かした騎乗。松田国師も「完ぺきな仕事ぶりだった」と名手の判断を絶賛した。

 天皇賞・秋はウオッカと死闘の末、わずか2センチ差で涙をのんだ。「あの敗戦の悔しさを胸に十分な時間を割き、念には念を入れて調整してきた」と松田国師。ジャパンCを回避し有馬記念一本に目標を絞った信念が実った形だが、一方で「秋天の悔しさは晴れるものではない」と言い切った。

 歴史的快挙を達成した陣営が次に狙うのは海外G1。「オーナーと相談だが、来年は海外で3つ勝ちたい」と松田国師は大きな夢をブチ上げた。それはすでに来季の海外挑戦を表明している宿敵ウオッカ陣営に対する挑戦状でもある。具体的なレース名こそ明かさなかったが凱旋門賞、キングジョージなどが有力候補となる。レース前「ウオッカに出てほしかった。今度は1センチ差で勝ちたい」と話していた師。もはや国内に敵はウオッカだけ。最強牝馬、いや現役最強の座を懸けスカーレットは海を渡る。

 ▼ダイワスカーレット 父アグネスタキオン 母スカーレットブーケ(母の父ノーザンテースト) 牝4歳 栗東・松田国厩舎所属 馬主・大城敬三氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績12戦8勝 総獲得賞金7億8668万5000円 主な勝ち鞍は07年桜花賞、ローズS、秋華賞、エリザベス女王杯、08年大阪杯、有馬記念。


By スポニチ

完全燃焼!サムソン悔いなし8着/有馬記念

 完全燃焼。あらん限りの力を出し切った武豊メイショウサムソンに悔いはなかった。好スタートを決めると向正面では終始ダイワスカーレットの2番手。往年のサムソンならグイッとねじ伏せたはずだが…。残り1F、次世代の女傑に花を譲るように、ひっそりと8着に後退した。

 大勢の報道陣を前に武豊は「スタートも良かったので…最後ですから覚悟を決めて先行しようと思っていた。迫力という点で全盛期に少々足りなかったかな。もう3コーナーでは手応えが(スカーレットとは)違っていた」と静かな口調で切り出した。高橋成師も敗れて悔いなし。「勝とうと思って豊君も乗ってくれた。展開はどうあれ、ダイワを追いかけて負けたのなら本望。最後だし勝つか負けるかの競馬を…と思っていた」と愛馬をいたわった。

 年明けの1月4日、京都競馬場で引退式。G1・4勝の輝かしい勲章を胸に、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。「トップホースとしてよく頑張ってくれた。最後を飾らせてあげたかったけど…。今はご苦労さんと言ってあげたい」。武豊は休みなく稼働した“無事是(これ)名馬サムソン”の2世誕生を心待ちにしていた。

By スポニチ

【東京大賞典】カネヒキリV ヴァーミリアンは2着

 29日、大井競馬場で「第54回東京大賞典」(交流GI、ダ2000メートル)が行われ、JRA所属のカネヒキリ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)が1番人気ヴァーミリアンとの壮絶な叩き合いを制し、GI6勝目を挙げた。鞍上はC・ルメール騎手でタイムは2分4秒5(良)。

 カネヒキリは、父フジキセキ、母ライフアウトゼア、母の父デピュティミニスター。GIは05年ジャパンダートダービー、05年ダービーグランプリ、05年ジャパンCダート、06年フェブラリーS、08年ジャパンCダートに続いて6勝目。

 2着は連覇を狙った1番人気ヴァーミリアン(牡6歳、栗東・石坂正厩舎)、3着は3番人気サクセスブロッケン(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)。


By サンスポ

【有馬記念】有終飾れず…サムソン8着

 第53回有馬記念(28日、中山10R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金1億8000万円=出走14頭)最後はダイワスカーレットに抵抗する力も残っていなかった。メイショウサムソンは8着で現役生活に別れを告げた。

 「スタートがよかったし、少々きついレースになるのを覚悟して先行した。3角ではダイワとは手応えが違ったね。絶好調時に比べると迫力で物足りなかったかな」

 武豊騎手は静かな口調でラストランを振り返った。果敢に好位を攻めたが、直線ではユタカの右ステッキにも反応しない。すべてが終わった。

 「勝ちにいく競馬をしてくれた。着を拾いにいっても仕方ない。(これだけ)長く一線級で活躍した馬もそういないだろう」と、高橋成調教師も感慨深げに語る。サムソンは来年1月4日に京都競馬場で引退式を行い、北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬生活に入る。


By サンスポ

【有馬記念】スカーレット、09年は世界へ

 第53回有馬記念(28日、中山10R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金1億8000万円=出走14頭)第53回有馬記念は1番人気のダイワスカーレットが鮮やかな逃げ切りV、昨年2着の雪辱を果たした。2着は14番人気のアドマイヤモナーク、3着は10番人気のエアシェイディが入り、3連単は98万5580円の史上最高配当となった。2番人気のマツリダゴッホは12着、ラストランのメイショウサムソンは8着に敗れた。

 2センチ差の激闘。ウオッカに敗れた天皇賞・秋から約2カ月。有馬記念に臨むための松田国英調教師が描いたシナリオは完璧だった。

 「天皇賞のあとは、イレ込まないで、引っ掛からないで、リラックスして競馬ができるように、調教から念には念を入れてやってきました。たくさんの人たちが手をかけてくれました。自分としては感動しています」

 天皇賞・秋のレース直後、松田国師はスカーレットがただ無事でいてくれることだけを願っていた。放牧に出された山元トレセンでのケアは完璧、何の不安もなかった。栗東トレセンに帰厩してから、スカーレットはじっくりと急がず、精神状態を第一において、調教前の運動などリラックスさせることを常に優先させてきた。

 「アンカツさんも4コーナーで前を譲らない完璧な競馬をしてくれました」。最高の状態で最高のパートナーと歩んだヴィクトリーロード。松田国師の晴れやかな姿は、凝縮した2カ月の苦労を吹っ飛ばした結果であることを証明した。

 スカーレットには09年、予定通り海外遠征が待っている。「まだオーナーの了承はいただいていませんが、海外で3戦できると思います。日本でひと叩きして行くのか、海外で叩くのか、どこの国でのレースになるのか、必死になってリサーチしています。一番強い馬が集まるところに行きたいですね」。松田国師の次なるシナリオは、ドバイか凱旋門賞か…。それともアッと驚くプランが用意されているかもしれない。

 まさに日本競馬の至宝となりつつあるダイワスカーレット。最高のトレーナーの下でさらに高みを目指す。


By サンスポ

【有馬記念】スカーレット強すぎる圧逃V!

 第53回有馬記念(28日、中山10R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金1億8000万円=出走14頭)史上最強牝馬の誕生だ! 第53回有馬記念は安藤勝己騎乗のダイワスカーレットが1番人気に応えて逃げ切り。71年のトウメイ以来37年ぶり、史上4頭目の牝馬によるグランプリ制覇を飾った。ダイワスカーレットはこれで12戦8勝2着4回。国内最強を証明したミス・パーフェクトは来年、海外遠征でさらなる高みを目指していく。

 これが史上最強牝馬の脚だ。女傑が活躍した08年を象徴するかのような圧逃劇。11万人を超える大観衆が、ダイワスカーレットの強さと速さに酔い知れた。

 「パドックで跨ったときから安心していました。前走はテンションが高かったからね。返し馬が終わった時点でも安心感がありました。いいリズムで走れれば、それだけでしたよ」

 安藤勝己騎手が冷静にレースを振り返る。目標にされることは百も承知だった。(13)番。外めの枠も関係ない。いつも通りのスタートから、すぐさまスカーレット・ポジションの先頭に立った。掛かり気味だった天皇賞・秋(2着)とは明らかに違う走り。気負うことなく淀みないラップを刻み、スカーレットの競馬をするだけだった。

 2周目の3コーナー過ぎ。有力馬が一斉にスカーレットに襲いかかる。しかし、アンカツの手は微動だにしない。ラスト800メートルは48秒3。ロングスパートが新女王の真骨丁。後続に影すら踏ませず、悠々とゴール板を先頭で駆け抜けた。71年のトウメイ以来37年ぶりに牝馬のV。ダイワスカーレットが、史上最強牝馬となった瞬間だった。

 アンカツはレース前から、気負いが目立っていた天皇賞・秋と明らかに違うスカーレットを感じていた。そして馬との呼吸さえ合わせれば、自然と好結果が出ることも。

 「(後続が)けっこう早く動いてきたのは分かっていたが、止まるだろうなと思った。僕のほうは追ってから二の脚があるからね」

 昨年2着と涙を飲んだグランプリで雪辱を果たし、名実ともに日本最強馬へと登りつめたスカーレット。次なる目標は当然、海外となる。

 “予定通りのV”に松田国英調教師も誇らしげだ。「一番強い馬が集まるところに行きたいです」。トレーナーは来年の海外遠征を改めて表明した。12戦8勝2着4回。ミス・パーフェクトのダイワスカーレットが、世界最強牝馬へと歩んでいく。

By サンスポ

ダイワスカーレット37年ぶりの快挙V/有馬記念

 中央競馬年末の総決算「第53回有馬記念」は28日、中山競馬場で約11万7000人の大観衆を集めて行われ、単勝2・6倍の1番人気ダイワスカーレットが悠々と逃げ切って優勝した。勝ち時計は2分31秒5で、G1・4勝目。牝馬のグランプリ制覇は1971年のトウメイ以来37年ぶり。2着はゴール前で外から強襲してきた最低14番人気アドマイヤモナーク。3着は10番人気エアシェイディ。馬連(13)―(14)2万9490円、馬単(13)―(14)3万3490円、3連単(13)―(14)―(6)は98万5580円と高額配当となった。

 レースは好スタートを切ったダイワスカーレットがいつものようにハナを奪う展開。2周目に入ってもマイペース逃げ。直線に入っても脚色は衰えず、4角手前から一斉に進出してきた有力馬を尻目に一度も先頭を譲らずゴール。2着に1馬身3/4差をつける完勝劇で37年ぶりの快挙を成し遂げた。


 【有馬記念】絶好のスタートからハナに立つと、1000メートル通過が59秒6。しかしそこからペースを落とし、カワカミプリンセス、メイショウサムソンを従えて先頭を快走。勝負どころの3、4角。有力馬たちが懸命に押し上げる中、ダイワスカーレットはわずかに手綱をしごいただけ。コーナーワークで差を広げると、直線で彼女を追うことができるライバルはいなかった。

 ゴール直前で、勝利を確信した安藤勝騎手はガッツポーズを掲げた。「馬群に包まれるよりも行った方が安全だと思った」。逃げたのは規定路線。そこには「追ってからもうひと踏ん張りしてくれる」という信頼感があった。

 牝馬の有馬記念優勝は37年ぶり4頭目の快挙。名実ともに現役最強馬となった愛馬について「自分のペースでいけて、力で押し切ったというレース。この馬の強さが分かった。まだまだ先がある」と惜しみない賛辞を送った。


By スポニチ

【有馬記念】スカーレット牝馬37年ぶりV!

 08年のJRA中央競馬会を締めくくるグランプリ競走「第53回有馬記念」(GI、芝2500メートル)が、28日、中山競馬場で行われ、1番人気の関西馬ダイワスカーレットが、スタートから先手を取ると、そのまま押し切り、2分31秒5のタイムで快勝。1着賞金1億8000万円を獲得するとともに、37年ぶりに牝馬の優勝馬が誕生した。

 2着には最低人気のアドマイヤモナーク、3着にも10番人気のエアシェイディが入り、3連単は98万5580円の大波乱決着となった。

 ダイワスカーレットは父アグネスタキオン、母スカーレットブーケ、母の父ノーザンテースト。栗東の松田国英厩舎所属で通算12戦8勝2着4回。重賞は桜花賞、ローズS、秋華賞、エリザベス女王杯、産経大阪杯に続き6勝目。

 有馬記念は、松田国英調教師、安藤勝己騎手ともに初勝利。

 牝馬の有馬記念優勝は、1971年のトウメイ以来37年ぶりの快挙。また、ガーネット、スターロッチ、トウメイに続き4頭目。

 払戻金は単勝が260円、枠連は(8)-(8)で1万8640円。馬連は(13)-(14)で2万9490円、馬単は(13)-(14)で3万3490円。3連複は(6)-(13)-(14)で19万2500円、3連単は(13)-(14)-(6)で98万5580円。ワイドは(13)-(14)が7160円、(6)-(13)が1360円、(6)-(14)が2万8200円。(レース結果はJRA発行のものと照合し、ご確認下さい)


安藤勝己騎手

「特に行きたい馬もいないようなので、こちらが行った方が安全と思って先行した。4コーナーで追い上げられたが、最後にもうひと伸びある馬なので、心配していなかった」



松田国英調教師

「完ぺきな仕上がり。アンカツ(安藤勝騎手)さんには一言も注文をつけなかったが、完ぺきに乗ってくれた。強い世代を勝ち抜いてきた強さを証明できたと思う」



ダイワスカーレット
 4歳牝馬、父アグネスタキオン、母スカーレットブーケ。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は大城敬三氏。戦績は12戦8勝。GIは昨年の桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯に続き4勝目。獲得賞金は7億8668万5000円。


★スカーレット、37年ぶり快挙

 最後に笑ったのは牝馬だった。牝馬の優勝は37年ぶりで、しかも長い歴史の中で4頭目の快挙。だが、レース後のダイワスカーレット陣営には「勝って当然」と言わんばかりのムードが漂った。

 好スタートからマイペースの逃げ。4コーナーで後続馬を引きつけて、そこから一気に突き放す快勝。ゴール手前で安藤勝騎手が早くも右腕を上げたほどの余裕の勝利。2着との差は1馬身3/4。「本当に強い。天皇賞・秋とは出来が違った。返し馬が終わって、何も不安はなくなった」と、安藤勝騎手が驚きの表情を交えるほどの“独壇場”だった。

 「完ぺきに乗ってくれた」と鞍上(あんじょう)の腕前を褒めたたえた松田国調教師。「世紀の名勝負」と呼ばれた天皇賞・秋のウオッカとの激戦。同じ4歳牝馬にわずか2センチで鼻差負けしたが「この世代の牝馬は強い。スカーレットは強い世代で勝ち抜いてきた馬」と愛馬の強さもあらためて認めた。

 並み居る牡馬をけ散らして、昨年2着の雪辱を見事に晴らしたヒロイン。来春はいよいよ海外遠征だ。「どこの国で、どう走らせるか。今、必死にリサーチ中。強い馬が一番集まるレースを選んで走らせたい」とは松田国調教師。夢はさらに広がる。


By サンスポ

【有馬記念】マツリダゴッホ、まさかの大敗

 第53回有馬記念(28日、中山、GI、芝2500メートル)史上5頭目の連覇に挑んだマツリダゴッホはまさかの12着。蛯名騎手は「最初のコーナーで内に入れたかったが、外へ張られて…。結局、外々を回る形になってしまった」と、消化不良のレースに残念そうだった。

 先行するかと思われたが、スタート直後から後方を進む展開に。国枝調教師は「馬が怒りながら走っていたね。あの形では駄目。また来年、頑張ります」と、巻き返しを誓っていた。


By サンスポ

【有馬記念】サムソン、ラストランは8着

 第53回有馬記念(28日、中山、GI、芝2500メートル)引退レースに臨んだメイショウサムソンは果敢に先行したが8着。武豊騎手は「ダイワを負かすつもりで先行したが、3コーナーで手応えがなくなってしまった。残念です」と無念の表情。

 皐月賞、ダービーの2冠、史上4頭目となる昨年の天皇賞・春秋連覇とGIを4勝した名馬。日本のトップジョッキーは「ご苦労さまと言いたい」とねぎらっていた。


By サンスポ

武豊騎手、143勝で7年連続の最多勝!

 今年の中央競馬は28日に全日程を終了し、武豊騎手が143勝(地方、海外を除く)で7年連続18度目の最多勝騎手となった。新人年間最多勝記録を更新した三浦皇成騎手は91勝で9位。

 獲得賞金は岩田康誠騎手が28億6822万6000円(うち5%が収入)で1位だった。

 最多勝利調教師は51勝の池江泰寿調教師が初のリーディング。獲得賞金では角居勝彦調教師が12億2337万4000円(うち10%が収入)で1位だった。


By サンスポ
[ 2008/12/28 20:33 ] 騎手 武豊 | TB(0) | CM(0)

JRA、11年連続で売り上げ減少

 日本中央競馬会(JRA)は2008年の開催が終了した28日、今年の業績(速報値)を発表し、総売り上げは開催288日で2兆7502億99万400円となり、昨年の99・7%と11年連続で減少した。総入場人員は昨年比98・1%の738万9749人だった。

 今年は夏以降、世界的な金融危機に見舞われ、不況に追い込まれた。JRAの斉藤茂理事は「現下の経済情勢を思えば、この成績は及第点ととらえていいのかもしれませんが、売り上げで前年比100%を達成できなかったことは残念」とコメントした。


By サンスポ
[ 2008/12/28 20:32 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)

3連勝だ!ジョーダン突き抜ける/ホープフルS

 2歳オープンの「ホープフルステークス」(芝2000メートル)は28日、中山競馬場で行われ、1番人気のトーセンジョーダン(牡=池江、父・ジャングルポケット、母・エヴリウィスパー)が2分0秒4の好タイムで3連勝を飾った。2、3番手追走から直線入り口で先頭へ。そのまま楽々と後続とのリードを広げ、最後は手綱を緩める余裕もあった。

 2馬身半差の2着にはアラシヲヨブオトコ、さらに1馬身1/4差の3着にはセイクリッドバレーが入った。

By スポニチ
[ 2008/12/28 14:19 ] 競馬結果 | TB(0) | CM(0)

万哲が斬る!有馬記念出走馬

(1)▲カワカミプリンセス

前走は横綱相撲ゆえの惜敗。内で脚をタメられる1番。イン浮上へ

(2) ベンチャーナイン

器用さを問われる中山には不向きな脚質。能力的にも落ちるだけに

(3)△コスモバルク

休み明けで苦手の東京のJCは参考外。叩き上昇。先行粘り込むも

(4) エアジパング

今年のステイヤーズSはメンバーが低調。G1では速さ負けの懸念

(5) フローテーション

スローで差された前走が物足りない。G1となるとパンチ力不足で

(6)☆エアシェイディ

ウオッカに0秒1差の天皇賞が好内容。一瞬の切れ生きる中山合う

(7)○アルナスライン

58キロで3F33秒6で上がった前走は敗れてなお強し。見直しが必要

(8)△スクリーンヒーロー

遠征帰りのJCは決して悪くない内容。暖冬で例年以上に調整進み

(9)△メイショウサムソン

使い詰めで上積みは望めないが充実ぶりを評価。3連単では外せぬ

(10)△マツリダゴッホ

昨年と違い、間隔が詰まったのがどう出る?中山巧者は間違いない

(11) ドリームジャーニー

安田記念、天皇賞の10着がGI戦の壁。夏当時の勢いが今はなくて

(12) アサクサキングス

能力より精神的なものが影響している今季の不振。一変ムードなし

(13)◎ダイワスカーレット

順調さを欠いた天皇賞が恐れ入る爆走。状態アップで昨年の雪辱だ

(14) アドマイヤモナーク

超スローの京都大賞典の後は低迷。この相手では追走で苦しみそう


By スポニチ
[ 2008/12/28 14:17 ] レース傾向 | TB(0) | CM(0)

有馬記念参戦ジョッキー“かく戦う”

 ◆一部調教師の話含む

(1)カワカミプリンセス

 ▼横山 典弘 1週前追いに乗ったが状態は今までまたがった中で一番いいと感じている。有馬に乗る馬がいることは最高に幸せだと思うし、どの馬にもチャンスはあると思って乗るよ。

(2)ベンチャーナイン

 ▼柴田 善臣 この顔ぶれならペースは速くなりそうだ。他馬の動き、流れに合わせていきたい。調教では引っ掛からなかったのでレースでも掛かることなくスムーズに走ってほしい。

(3)コスモバルク

 ▼松岡 正海 気が入りやすいタイプなので、休み明けを一度使われたことでうまくガス抜きができていれば。中山で調教に乗った感じは決して悪くない。うまく能力を出せるように導いてあげたい。

(4)エアジパング

 ▼藤原 英昭師 これまでとは違って相手は格段に強くなるけど、道中ロスなく運んでどれだけやれるかでしょう。鞍上(藤田)にも期待したい。

(5)フローテーション

 ▼クリストフ・ルメール 中山は直線が短いし、あまり後ろから行くと苦しい。ただ、この馬ならすっと好位に付けられると思う。メンバーは強いけどスタミナを生かしたい。

(6)エアシェイディ

 ▼後藤 浩輝 天皇賞は今までかなわないと思っていた相手にあの頑張り。かなり自信がついた。出来は前走以上。距離もOK。位置取りうんぬんより、道中リラックスして走れるかがポイント。

(7)アルナスライン

 ▼オリビエ・ペリエ 有馬記念だけは毎年必ず乗りたいレースと思っている。このメンバーなら流れは速くなると思うし折り合いは付くはず。好位を伸び伸びと走らせたい。

(8)スクリーンヒーロー

 ▼ミルコ・デムーロ 皆さんの予想通りマツリダゴッホをマークする形になると思う。折り合いに全く心配のない馬なのでこの距離は味方になる。自信はあるよ。

(9)メイショウサムソン

 ▼武 豊 早めに先頭に立っても、もうひと伸びしてくれる。そういう形に持ち込めば。引退戦と強く意識して乗る。次のある馬と違うから印象に残るレースをしたい。

(10)マツリダゴッホ

 ▼蛯名 正義 昨年の優勝がフロックでないことはその後のレース結果に表れていると思う。強い馬も戦っていない馬もいるのでチャレンジャーの気持ちだが、守りに入らずに攻撃的な騎乗をしたい。

(11)ドリームジャーニー

 ▼池添 謙一 中山はG1(朝日杯FS)を獲った相性のいいコース。コーナーの多いコースは道中で息が入るから乗りやすい。今回も末脚を生かす自分のスタイルで。

(12)アサクサキングス

 ▼四位 洋文 前々につけて早めにロングスパートする形がこの馬には合う。道中はそこそこ前の位置で流れに乗れればチャンスはあると思う。

(13)ダイワスカーレット

 ▼安藤 勝己 できれば内枠がいいと思っていたが、スタートが抜群に速い馬なのでここでも大丈夫。自分で競馬をつくる馬。相手は関係ない。馬と僕がいいリズムで走れれば。

(14)アドマイヤモナーク

 ▼川田 将雅 道中はじっくり脚をタメて、しまい勝負に徹するつもり。後ろから行くので枠は気にならない。最後は外を回ると思うのでうまく流れが向いてくれれば。


By スポニチ
[ 2008/12/28 14:15 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)

【有馬記念】データ大作戦(6)

 6日間にわたって、さまざまなデータを検証してきた『有馬記念・データ大作戦』も、いよいよ最終日を迎えた。今回は前日の最終調整と馬場状態を検証。データが弾き出した第53代のグランプリ馬は、果たしてどの馬なのか…。

〔1〕前日の最終調整(最大で5点減点)

 《中山競馬場》

 金曜入厩のドリームジャーニーは乗り運動とスクーリング。余裕を持った輸送の甲斐あって、落ち着きが見られる。状態は良さそうで、減点なし。

 《美浦》

 マツリダゴッホは坂路→南Wで気合のこもった前日調整。態勢は整っている。エアシェイディも北Cから坂路に入り、4ハロン65秒9と時計になった。スクリーンヒーローは坂路1本のみだが、これはいつも通りの調整。順調さがうかがえる。美浦組は全馬コースで調整しており、減点はなし。

 《栗東》

 雪に見舞われた前日輸送の栗東組だが、道中何ごともなく、全馬ほぼ予定通りに到着した。

 午後3時46分にメイショウサムソン、そして4時10分にダイワスカーレットが到着。2頭とも順調な輸送で、栗東で軽く乗り運動をこなしていることにも好感で減点なし。


〔2〕馬場状態(最大5点減点)

 月曜に雨が多少降ったものの、その後は晴天に恵まれ、いい馬場状態で行われている中山競馬場。日曜も雨の心配はなく、土曜日と同じ良馬場で行われそうだ。展開次第では2分30秒台の決着も期待できる。そうなると2200メートルで2分12秒、2400メートルで2分25秒を切る時計が必要になってくる。持ち時計でクリアしていないのはスクリーンヒーローとマツリダゴッホで、各2点減点。


★最終日の結論

 多少の減点はあったものの、最終日の脱落馬は0。やはりここまで残っている馬は、すべての面において力が一枚上だということ。中でも、6日間トップを守り続けたダイワスカーレットが98点をマークして、2位に6点と決定的な差をつけた。昨年2着の雪辱を果たす可能性が高い。 次位は92点でエアシェイディとメイショウサムソンが並んだが、GI実績の差でサムソンを2番手とする。


By サンスポ
[ 2008/12/28 14:13 ] 競馬予想 | TB(0) | CM(0)

【有馬記念】女王の風格ダイワスカーレット

 落ち着き払った姿、ピカピカの毛ヅヤ、張りのある筋肉。ダイワスカーレットは堂々とした姿で、午後4時過ぎに中山競馬場に到着した。中山は昨年の有馬記念2着時以来になるが、斉藤正敏厩務員は「去年来たときとは全然違うね。落ち着いていますよ」と悠然と構える姿に目を細める。

 前走の天皇賞・秋は、東京競馬場到着時からイレ込みが目立っていた。「天皇賞の前は(放牧先から)大きくなりすぎて帰ってきたから、それを戻そうと絞った」と斉藤厩務員。調教師で負荷をかけたことで気合が入りすぎたようだ。この中間は、リラックスさせることに注意を払い、その努力が実を結んでいる。

 「落ち着いていて、天皇賞の時とは全然雰囲気が違う。今回はカイバをしっかり食べているし、今までこの馬をやってきて、こんなに安心したことはない」と自信を見せる斉藤厩務員。今年こそ日本一の座を奪取し、来年の海外遠征に弾みをつける。

By サンスポ

【有馬記念】真冬にまた咲く!ゴッホ

ジャパンCでも期待したが4着。ペースがもう少し速ければ、もっと際どかったはずだ。今回は得意の中山(全9勝中7勝をマーク)。馬が勝負どころをわかっており、他場とは走りっぷりが全然違う。昨年の有馬記念勝ちに加え、今春は59キロを背負って日経賞を楽勝。2500メートルの適性もメンバー中一番だろう。展開的にも最大のライバルであるダイワスカーレットを目標にできるので、レースもしやすい。ここに照準を定めて仕上がりも万全。史上5頭目の有馬記念連覇を成し遂げる。

★最新ナマ情報

 《美浦》(10)マツリダゴッホは坂路からWコース1周の前日調整。行きっぷりが良く、体調は万全だ。「順調にきている。気合も乗って良い感じ」と国枝調教師は満足げ。

 (8)スクリーンヒーローは坂路1本を15-15程度で流した。「坂路1本はいつも通りの調整だし、元気一杯の状態で出せそう」と鹿戸雄調教師。

 (6)エアシェイディは北Cコースでダクとキャンターで1周半した後、坂路で4ハロン65秒9。「すごくいい状態。2500メートルは気持ち長いが、中山なら乗り方ひとつで何とかなる」と伊藤正師。(2)ベンチャーナインは坂路1本の後、Wコースで直線1ハロン12秒2と伸ばした。「この秋は体が大幅に良化して充実している」と芝崎調教助手。

 《中山競馬場》前日輸送の関西馬は渋滞に巻き込まれることなくすべてスムーズな輸送で中山競馬場に到着。(13)ダイワスカーレットは、到着後に約15分の引き運動をして馬房に入った。「落ち着いて天皇賞の時とは全然雰囲気が違う。こういうのは珍しいね」と斉藤厩務員。ラストランを迎える(9)メイショウサムソンも輸送を無事クリア。「途中から担当してプレッシャーはあったけど、いざ出ていったら寂しくなる」と中田厩務員。

 (12)アサクサキングスも輸送は慣れたもの。「この馬に一番乗ってくれている四位さんですから、積極的に運んでくれるでしょう」と寺島調教助手。(7)アルナスラインは「大きい馬なので絞るのに苦労したが、この輸送で体は減ったと思う」と平野厩務員。当日の体重に注目だ。ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝った横山典騎手が騎乗する(1)カワカミプリンセスは、初めての中山入り。「もともとイレ込む馬じゃないので心配ない。ノリさんの勢いにも期待したいですね」と深川調教助手。

 (5)フローテーションは前走に続いての中山入りとなった。「夏に放牧に出してから気性が一気に大人になった。この秋の中では一番いいデキだよ」と川端調教助手は好調をアピール。(4)エアジパングも中山は慣れたもの。「体は増えているかもしれない。落ち着きは十分ですよ」と川那部厩務員。古豪(14)アドマイヤモナークも輸送は問題ない。「寒い時期は調子がいい。スタミナはあるので中山の長距離もいい」と小園調教厩務員。

 朝日杯FSに次いで2度目のGI獲りに挑む(11)ドリームジャーニーは軽い乗り運動と装鞍所→パドックでスクーリング。「前々日に入厩してから落ち着きがある。状態もいいのでもうひとつタイトルを獲らせたい」と山下調教助手。5回目の有馬記念挑戦となる(3)コスモバルクは厩舎回りの乗り運動のみ。「1回使って具合は良くなっている」と榎並調教厩務員。

By サンスポ

【ラジオNIKKEI杯】ロジユニヴァース3連勝!

 来年のクラシックを占う一戦、第25回ラジオNIKKEI杯2歳S(11R、GIII、2歳オープン、馬齢、芝2000メートル=11頭)が27日、阪神競馬場で行われ、2番人気、横山典弘騎乗のロジユニヴァース(牡、美浦・萩原厩舎)が2分1秒7のタイムで優勝、3戦全勝で来年の牡馬クラシックに名乗りを上げた。

 圧倒的1番人気のリーチザクラウンが2着、7番人気のトゥリオンファーレが3着に入った。

 前2走を逃げ切り圧勝したリーチザクラウンが今回もハナに立ち、ロジユニヴァースが2番手につけた。3コーナーを過ぎてロジユニヴァースはいったん馬群に吸収されるが、直線を向いて追い出されるとすぐにリーチザクラウンを捕らえ、最後は4馬身差をつけた。3カ月ぶり、10キロ増も問題にしない完勝劇だった。

 払戻金は単勝が580円、枠連は(3)-(6)で170円。馬連は(3)-(6)で230円、馬単は(6)-(3)で920円。3連複は(3)-(4)-(6)で1870円、3連単は(6)-(3)-(4)で1万1050円。ワイドは(3)-(6)が150円、(4)-(6)が1030円、(3)-(4)が440円。(レース結果はJRA発行のものと照合し確認して下さい)

 ロジユニヴァースは父は新種牡馬のネオユニヴァース、母アコースティクス、母の父Cape Crossという血統で馬主は久米田正明氏、安平町早来のノーザンファーム生産。重賞は札幌2歳Sに続いて2勝目。


By サンスポ

【有馬記念】岡部幸雄さんが展開分析

 有馬記念の舞台、中山競馬場の芝2500メートルは、小回りで直線も短いだけに展開、騎手同士の駆け引きが大きな焦点になる。今年はどうレースが流れるのか。騎手時代に84&85シンボリルドルフ、88オグリキャップと有馬記念最多3勝をマークした岡部幸雄さんが今年の流れを読んだ。

 スピードがある逃げ・先行型がいると、レースはその馬を中心に動く。他の馬の騎手が目標にするからだ。今年の有馬記念は、ダイワスカーレットがレースの流れを支配するのは間違いない。

 今回のメンバーを見ると、典型的な逃げ馬こそいないが、状況によっては先手を取るといったタイプが目立つ。昨秋以降先手を取るレースが多いダイワがどう出るかが興味深いが、ダッシュ力に優れているだけに、(13)番でも安藤勝己君が行く構えを見せれば、他の騎手は引くのではないか。もし、昨年のチョウサンのように先手を強く主張する馬がいれば、それを行かせて2番手でも競馬ができる。

 その昨年は稍重で、ダイワは内の悪い場所を避けて外めを進み、直後の内にいたマツリダゴッホに直線でラチ沿いから抜け出されてしまった。

 だが、安藤君は当時よりも自信を持って騎乗できるだろう。2200メートルまでしか経験していなかった昨年と違い、距離の心配はない。非常にタフな流れになった前走、天皇賞(秋)も、2着ながら驚異的な粘り腰を発揮した。

 多くの馬にマークされるのは不利に思えるが、本当に強い馬にとっては違う。レースをつくれるという意味で大きなアドバンテージになるのだ。昨年はノーマークに近い存在だったマツリダゴッホも、今回、安藤君は意識してレースを進めるはず。マツリダも先団に付けてこそ持ち味が生きるタイプだけに、まずは蛯名正義君との駆け引きが見もの。この2頭がどう仕掛け、他の馬はどう動くか。おそらく向こう正面から3コーナーあたりにかけてが、重要なポイントになるだろう。

〔1〕1周目3~4コーナー

 中山芝2500メートル戦はコーナーが6回あり、最後の直線も310メートルと短いので位置取りが特に重要。1周目の直線入口までの500メートルで、少々脚を使っても極力早く望む位置を取った方がいい。追い込みタイプの馬でもいいスタートを切ったら、無理に下げる必要はない。


〔2〕1周目スタンド前

 ここからしばらくはジッとして脚をタメる。大歓声に反応して折り合いを欠くと後半に影響する。逃げ馬は別として、他の馬に後ろに付けるか馬群に入れて落ち着かせたい。


〔3〕向こう正面~3コーナー

 レース全体の状況、自分の馬の手応えを判断したうえで仕掛けて行く。小回りコースだけにこのタイミングが大事で、少しでもズレると東京や京都以上に影響する。


〔4〕2周目4コーナー

 直線が短いだけに、大外を通るとロスを挽回するのは難しい。馬場状態が悪くない限り、内から4頭半くらいまでのコースを通るのが理想。中山のレースは3~4コーナーで馬がひとかたまりになる傾向も強く、後方から勝負する馬はかなり外を回らされる可能性がある。それならリスク覚悟で馬群を割って来た方がいい。


By サンスポ
[ 2008/12/27 18:19 ] レース傾向 | TB(0) | CM(0)

【有馬記念】データ大作戦(5)

〔1〕枠順(過去10年で連対馬が出ていない馬番=3点、勝ち馬が出ていない馬番=1点減点)

 スタートしてすぐコーナーを迎える中山2500メートルでは、スムーズに回れる内に比べて、大きく外に振られる外枠は不利。14番から外は連対馬が出ていない。ほかに連対馬なしの馬番は(5)、11番で、(11)ドリームジャーニーは3点減点。

 それ以外で勝ち馬が出ていない馬番は(6)、(8)、(9)、13番で、(6)エアシェイディ、(8)スクリーンヒーロー、(9)メイショウサムソン、(13)ダイワスカーレットはそれぞれ1点減点。


〔2〕出遅れマイナス(3歳2回、古馬2~4回で2点、3歳3回以上、古馬5回以上で4点減点)

 長丁場のレースは、普段なら多少は挽回可能だが、そこはやはりグランプリ。少しのミスでも命取りになる。スタート直後がコーナーの変則コースでは、出遅れはさらに影響を及ぼす。

 (11)ドリームジャーニーは、出遅れ癖があり、後手を踏む可能性が一番高い。それでも追い込み馬で、後ろから行くのは予定どおりで1点減点にとどめる。

 近走は好位から運ぶ競馬が板についてきた(1)カワカミプリンセスも、過去2度の出遅れがあった。最内枠なので、出遅れたら包まれて好位を取り損ねることは容易に想像でき、2点減点。


〔3〕コース適性重要(中山未経験、または中山芝未勝利で連対率50%未満=3点、勝ち鞍があるが50%未満=2点、勝ち鞍はないが50%以上=1点減点)

 過去10年で中山芝未勝利で連対したのは2頭しかいない。(1)カワカミプリンセスは3点減点。さらに、中山未勝利で連対0の(8)スクリーンヒーローと(12)アサクサキングスも3点減点。

(13)ダイワスカーレットは昨年2着があり1点減点。


★5日目の結論

 5日目にして初めて、ダイワスカーレットが減点対象になり、満点は消えた。それでも98点で独走状態は変わらない。そして、今日はアサクサキングス、カワカミプリンセスの2頭が姿を消した。これで残りは6頭に絞られた。


BY サンスポ
[ 2008/12/27 18:18 ] レース傾向 | TB(0) | CM(0)

【有馬記念】アナたの夢叶えるドリーム

 あなたの“夢”をメンバー最速の末脚でかなえて魅せる。昨年1、2着のマツリダゴッホ、ダイワスカーレットに人気が集まる第53回グランプリ。今年は2頭へのマークがより強くなり、人気薄の追い込み馬にチャンス到来だ。06年朝日杯FSを直線一気に差し切ったドリームジャーニー。08年最後のGIは右回り重賞4勝の切れ者が波乱を演出する。

昨年1、2着のマツリダゴッホ、ダイワスカーレットは、前々で競馬を進めるタイプ。今年はその2頭が人気を形成することで、各馬は必然的に前を意識したレース運びとなる。強い2頭を力でねじ伏せることはできないにしても、直線の短い中山の急坂がマッチする馬が1頭だけいる。一昨年のGI朝日杯FSを直線一気の瞬発力で制したドリームジャーニーだ。

 06年の2歳王者が今年下半期に小倉記念、朝日CCで重賞連勝、再び軌道に乗ってきた。

 「中山でGIを勝っている馬ですからね。自分のスタイルの競馬をして前が速くなってくれるようならば…」。池添謙一騎手は、持ち味を生かす騎乗でVに挑む。最後方から差し切った朝日杯FSが示すように、中山芝は2勝3着1回と好相性だ。初の全国リーディングトレーナーに快走する池江泰寿調教師も「状態はいい。相手は強いけれど、条件が揃えば」。確かな手腕で戴冠を狙う。

 前走の天皇賞・秋ではウオッカ、ダイワ、ディープスカイに続く4番人気。そこで10着に敗れたことで評価を落としているが、敗因はハッキリしている。外枠不利の東京芝2000メートルで大外(17)番は大きなマイナス。加えて「左回りはモタれるので追いにくい」と池添。直線でまっすぐ走れないのでは、全力は出し切れない。その点、重賞4勝すべてを挙げている右回りなら、信頼度はグンと増す。

 昨秋の神戸新聞杯(阪神芝2400メートル)で追い込み勝ち。2着のアサクサキングスはその後、菊花賞を制しており、今回の距離ならばGI級の能力を発揮できることは証明済みだ。まして、コーナーが6つもある今回は「コーナーで(ペースが緩くなるので)脚をためることができる」と池江寿師。“眠ったふり”でジッと我慢し、直線で先行勢を差し切るシミュレーションはできている。

 今週の追い切りでは弾むようなフットワークを披露、「終いの反応はよかったし、息遣いも先週より断然よかった」と池添は好感触を伝える。

 展開が今年の有馬のキーワード。ドリームジャーニーには人気がないことで気楽に乗れるというアドバンテージがある。昨年、人気薄でワン・ツーした2頭が注目されるなら、逆の立場の“ドリーム”を買う手は十分ある。


BY サンスポ
[ 2008/12/27 18:17 ] 競馬予想 | TB(0) | CM(0)

【有馬記念】データ大作戦(4)

 4日目はジョッキーについて検証。大舞台では馬の力だけでなく勝利へエスコートする鞍上の手腕も重要だ。木曜追い切りのフローテーションについては調教の検証を加える。前日までの脱落馬については割愛する。

〔1〕乗り替わり(テン乗り=4点、乗り替わりで連対率50%未満=3点、連続騎乗馬で1勝以下=2点減点)

 過去10年で、テン乗りで連対したのは06年2着のポップロック(O・ペリエ)のみ。些細なミスが命取りになる大舞台では、人馬の呼吸が合っていることが必要。アルナスライン(ペリエ)は4点減点。

 以前に騎乗経験のある騎手が有馬記念で再びコンビを組んで連対した例も03年2着リンカーン(横山典→武豊)しかいない。それでも、武豊はリンカーンで有馬記念以前に【3・1・0・0】と好成績を収めていた。四位はアサクサキングスで【2・1・2・2】、フローテーションはルメールで【0・0・0・1】、メイショウサムソンは武豊で【1・2・1・3】と連対率50%を切っており3点減点。

 また、03年1着シンボリクリスエス(ペリエ)と05年1着ハーツクライ(ルメール)を除いて、連対した騎手は過去に当該馬で2勝以上挙げていた。スクリーンヒーローのデムーロはジャパンCの1勝。カワカミプリンセスの横山典は勝ち鞍0で2点減点。

〔2〕リーディング(東西リーディング21位以下3点、11位以下2点減点)

 馬だけでなく、騎手にも実績は必要。過去10年の日本人の連対騎手15人のうち14人が関東、関西それぞれのリーディングで20位以内に入っていた。さらに、そのうち11人が同じく10位以内に入っていた。

 アサクサキングス・四(関西12位)と、ドリームジャーニー・池添(関西13位)は2点減点。

 外国人騎手では、短期免許で来日したO・ペリエが3カ月で13勝、同じくC・ルメールが20勝。M・デムーロは1カ月で7勝。それぞれ1年間騎乗したと想定すると、ルメールの80勝、デムーロの84勝は減点なし。ペリエの52勝は東、西どちらも12位に該当で2点減点。

〔3〕今年の重賞勝ち

 過去10年の連対騎手20人のうち、16人が同年の重賞を3勝以上していた。さらに、残る4人のうち3人が2勝、1人が1勝と、全員が重賞を勝っていたことになる。

 生き残っている中ではエアシェイディの後藤騎手が重賞2勝で1点減点。

 O・ペリエ、M・デムーロ、C・ルメールは海外も含めて重賞3勝以上しているので問題ない。


〔木曜追い切り採点〕生き残りのなかで木曜に追い切ったフローテーションを検証

〔1〕中間の調整

 ジャパンCからの中3週が最も短い間隔で、中1~2週の連対例はない。ステイヤーズSから中2週で5点減点。

〔2〕最終追い切り(最大10点減点)

 稍重の馬場で、水曜同様、時計のかかる状態。それでも馬なりで終い1ハロン12秒2と上々の時計で、減点はなし。

〔3〕前走時と比較(最大10点減点)

 全体時計では前走より約1秒遅いが、馬場状態を考えれば全く問題ない。3ハロン時点で1秒、終い1ハロンで0秒5速くなっており、むしろ状態アップと判断できる。

★4日目の結論

 騎手を検証した結果、ここでも減点0のダイワスカーレットが依然として満点トップ。2位スクリーンヒーローとの差を6点にひろげ、逃げ切りの態勢に入った。アルナスラインに加え、木曜追いフローテーションも減点が重なり、脱落した。


By サンスポ
[ 2008/12/26 21:30 ] 競馬予想 | TB(0) | CM(0)

有馬記念、1番人気の成績

○年齢別

3歳(1-2-1-3)
4歳(5-2-1-4)
5歳(1-1-0-1)


○1番人気の成績

86年 1人気(2.3倍) .3着 牡4 ミホシンザン
87年 1人気(4.0倍)中止 牡3 サクラスターオー
88年 1人気(2.4倍) .2着 牡4 タマモクロス
89年 1人気(1.8倍) .5着 牡4 オグリキャップ
90年 1人気(3.3倍) .3着 牡3 ホワイトストーン


91年 1人気(1.7倍) .2着 牡4 メジロマックイーン
92年 1人気(2.4倍)11着 牡4 トウカイテイオー
93年 1人気(3.0倍) .2着 牡3 ビワハヤヒデ
94年 1人気(1.2倍) .1着 牡3 ナリタブライアン
95年 1人気(3.0倍) .5着 牝4 ヒシアマゾン
96年 1人気(2.2倍) .1着 牡5 サクラローレル
97年 1人気(3.0倍) .2着 牡5 マーベラスサンデー
98年 1人気(2.7倍) .4着 牡3 セイウンスカイ
99年 1人気(2.8倍) .1着 牡4 グラスワンダー
00年 1人気(1.7倍) .1着 牡4 テイエムオペラオー


01年 1人気(1.8倍) .5着 牡5 テイエムオペラオー
02年 1人気(2.6倍) .5着 牝3 ファインモーション
03年 1人気(2.6倍) .1着 牡4 シンボリクリスエス
04年 1人気(2.0倍) .1着 牡4 ゼンノロブロイ
05年 1人気(1.3倍) .2着 牡3 ディープインパクト
06年 1人気(1.2倍) .1着 牡4 ディープインパクト
07年 1人気(2.4倍) .8着 牡4 メイショウサムソン
[ 2008/12/26 21:28 ] レース傾向 | TB(0) | CM(0)

有馬記念の傾向 2008年度版

過去5年

中山芝2500Mは内枠有利といわれますが、有馬記念の過去5年の傾向はというと、6~8枠が【1-0-1-28】という成績。1勝を挙げているのは2003年の1番人気だったシンボリクリスエスです。あとは2005年3着のリンカーンですね。この2頭は圧倒的に相性の良いジャパンカップからのローテでした。ということで単勝回収値8.7円複勝回収値15.0円と悲惨な数字。やはり中山芝2500Mは外枠が不利といえるのでは。

○有馬記念1~5枠 3角位置取り別成績

1番手【0-1-0-1】
2番手【1-2-1-3】
3番手【1-0-0-0】
4番手【1-1-0-3】
6番手【0-0-2-1】
7番手以下【1-1-1-21】

という結果からも内目の枠に入った逃げ・先行馬を積極的に狙う作戦も良いかもしれません。だからといって前走3角先行の馬の期待値が低いのが特徴といえます。

◯基本的には上位人気馬が中心
 ・昨年は人気馬総崩れでしたが、それ以前の4年は1番人気が4連勝中です。
 ・3着内馬15頭中10頭が5番人気以内

◯先行が優勢
 ・3着内馬15頭中12頭が4角4番手以内。残りも6番手以内が2頭。
 ・勝負所で動ける馬でないと厳しい感じ。
 ・ペースは、ほぼ平均。
 ・よって、速い上がり勝負ではなく、持続力ある末脚がポイント。
 ・3着内馬15頭中14頭の上がり3Fは35秒以降。

◯枠
 ・中山芝2500mは内回りコース。
 ・内枠優勢。
 ・好走脚質から内枠の逃げ・先行馬に注目。
 ・連対馬10頭は馬番12番より内。

◯所属
 ・関東馬3勝と関西馬を上回る。
 ・関東馬2着はゼロ、やはり関西馬が優勢。

◯年齢・性別
 ・3歳馬・4歳馬が中心
 ・牝馬は昨年のダイワスカーレット2着1回のみ。

◯距離実績
 ・3着内馬15頭中13頭に距離2200m以上での勝ち星あり。
 ・残り2頭には、2500m3着、2200m(宝塚記念)4着あり。
 ・3着内馬15頭全馬15頭に距離2000m以上での勝ち星あり。

◯実績
 ・3着内馬15頭中8頭がG1馬、6頭がG2勝利馬。
 ・残り1頭にもG1で2着あり。
 ・G1連対実績およびG2勝利以上の実績は必要

○3・4歳馬が中心
過去10年の出走馬の年齢別成績を調べたところ、優勝馬はすべて3・4歳であった。特に4歳馬は、7勝を挙げるなど3着以内馬を12頭送り出す活躍ぶりで、すべてのカテゴリーでトップに立っていた。ちなみに、単勝10番人気以下で3着以内に入った馬は4頭いるが、そのうち3頭が“5歳以上馬”だった点は、覚えておいても損はないだろう。

次に、3着以内に入った3・4歳馬について、翌年以降の有馬記念の成績を比較してみると、“3歳時に3着以内に入った馬”が、次の有馬記念で必ず3着以内に入っているのに対して、“4歳時に3着以内に入った馬”は、次の有馬記念ですべて4着以下に敗れていた。

○逃げ先行馬が優勢
有馬記念が行われる中山・内回りの芝2500mは、コーナーを6つ曲がる小回りコース。
そこで、4コーナーの位置別成績を調べたところ、“4コーナー4番手以内”の馬が、〔6・6・7・29〕(勝率12.5%、連対率25.0%、3着内率39.6%)と優秀な成績を残していた。
“4コーナー5番手以下”からも4頭が優勝しているので、決して差し馬が届かないというわけではないが、4コーナー10番手以下から優勝したのは、2000年のテイエムオペラオーと2006年のディープインパクトの2頭のみ。
歴史的名馬クラスの馬でないと、直線一気では勝利に届かないと見るのが妥当だろう。

○関東馬の意地が炸裂
この有馬記念では、地元関東馬が牙城を守っている感が強い。出走頭数では、関西馬(延べ97頭)が関東馬(延べ44頭)を断然上回っているにもかかわらず、優勝馬7頭を送り出している関東勢は、まさに“少数精鋭”と言ったところか。過去10年で単勝1番人気馬は5勝しているが、1番人気の馬が敗れた5回のうち4回で関東馬が優勝している。また、13番人気で3着以内に入った馬は3頭いるが、そのうち2頭(2000年3着ダイワテキサス、2001年2着アメリカンボス)が関東馬だった。人気にかかわらず、関東馬の好走例が多いことは、覚えておきたいところだ。

○前々走の単勝人気に注目
出走馬の多くが、前走で菊花賞・天皇賞(秋)・ジャパンカップを使ってくるこのレース。その影響もあってか、前走の人気にはばらつきが多いが、前々走が海外のレースだった馬を除き、前々走の単勝人気別成績を調べたところ、ある傾向が浮かび上がった。前々走が凱旋門賞だった2006年優勝のディープインパクトを除く優勝馬9頭すべてが、前々走で3番人気以内に推されていたのだ。また、連対馬で見ても、前々走で6番人気以下だった馬は皆無で、前々走で5番人気以内に支持されていることが望ましいと言えるだろう。

[ 2008/12/26 21:14 ] レース傾向 | TB(0) | CM(0)

僕らのヒーローは不変のヒーロー!/有馬記念

 史上5頭目の同一年JC、有馬記念制覇へ前進した。スクリーンヒーローは美浦トレセンで軽快な走りを披露。9番人気で制したジャパンCに続いて波乱を起こす構えだ。

 好結果が出ている時にスタイルを変える必要などない。JC制覇で一流馬の仲間入りをしたスクリーンヒーローは、鹿戸雄厩舎の定番パターンである“メリハリ調教”で追い切られた。

 ポリトラックで僚馬ヘロン(2歳新馬)を5馬身先行させてスタート。向正面はゆったりとしたラップで進み、3コーナー手前から徐々にペースアップ。「いつも通り、やる気にさせるために」(鹿戸雄師)直線だけピタリと馬体を併せてしっかりと脚を伸ばした。しまい重点で全体時計(5F69秒1)は平凡だが、JC時も同じポリトラックで5F70秒6。ゴール後も400メートルほどトップスピードを維持しており、時計以上に調教の中身は濃い。直線の反応も実にシャープだ。

 JC時の追い切りにも騎乗した水出(レースはデムーロ)の「前走と同じような感じ。引っ掛かる馬じゃないし、指示に素直なのでとても乗りやすい」のコメントが示す通り、まさに“高値安定”ムードが漂う。鹿戸雄師も「前走後は1週間ほど楽をさせて疲れを取ったが、思いのほか早く回復してくれた。いい状態で出せる」と胸を張った。

 JC1着からの臨戦馬は過去9頭が出走して4勝2着2回の好成績。データ的には主役を張れる存在のはずだが、鹿戸雄師は「JCを勝ったからといって一番強い馬じゃない」と慎重な姿勢を崩さない。確かに、G1としては異例のスローペースで人気馬が折り合いに苦しむ中、好位でスムーズに折り合えたのが最大の勝因。ただ、もしペースが速ければ勝てなかったのか?といえば、決して断定はできない。

 「JC優勝馬として恥ずかしくないレースができるように仕上げた。本当のヒーローになれるように頑張りたい」と鹿戸雄師。前走がフロックではないことを証明するには、ここで結果を出す必要がある。まさに真価を問われる一戦だ。

By スポニチ
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