武豊リーチザクラウン、最後の一冠奪取へ=菊花賞 展望【競馬ニュース】 競馬情報 無料ニュース【レース映像あり】

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武豊リーチザクラウン、最後の一冠奪取へ=菊花賞 展望【競馬ニュース】

武豊リーチザクラウン、最後の一冠奪取へ=菊花賞 展望
アンライバルド二冠譲れん 新星イコピコ一気頂点か

2009年10月24日(土)

最後の一冠は渡せない――武豊リーチザクラウンが菊花賞制覇を狙う

 JRA伝統の3歳クラシック最終戦・第70回GI菊花賞が25日、京都競馬場3000メートル芝で開催される。皐月賞、日本ダービー、菊花賞から成る3歳牡馬三冠の中でも、菊花賞は『最も強い馬が勝つ』と言われている長距離戦。三冠馬のナリタブライアン、ディープインパクトをはじめ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、マヤノトップガン、マンハッタンカフェら、日本競馬史を代表するチャンピオンホースが菊花賞ホースに名を連ねている。

 09年クラシックロードはロジユニヴァース、アンライバルド、リーチザクラウンの“3強”対決で大きな盛り上がりを見せ、皐月賞がアンライバルド、日本ダービーがロジユニヴァース(2着リーチザクラウン)と春二冠を分け合う形となった。それだけに菊花賞での決着戦を期待されていたが、ロジユニヴァースが早々と回避を表明。ファンが待ち望んだ3強対決・菊の陣は実現しなかったものの、アンライバルド、リーチザクラウンは万全の態勢で菊獲りに臨んできている。
 岩田アンライバルドが9年ぶり史上8頭目の“皐月&菊”二冠か、それとも武豊リーチザクラウンがラスト一冠を奪取し、実績でもライバルに肩を並べるのか。

 いや、菊花賞は“2強”なんて誰が言った!? むしろ、聞こえてくる声は“今年も混戦”。それもこれも、9月27日にわずか2分半で3歳勢力図をひっくり返してしまった新星がいるからだ。
 それが神戸新聞杯の勝ち馬イコピコ。見事すぎる差し脚でリーチザクラウンを2馬身突き放すレコードV。フロックでは片付けられない強さを見せた。
 鞍上は前週レッドディザイアでブエナビスタを負かし、秋華賞を奪取した好漢・四位洋文。再びビッグネーム打倒で2週連続GI制覇となるか。

菊奪取へ、リーチザクラウン準備は整った

 3強対決で大きく盛り上がった春二冠から季節は移ろい、迎えた淀の菊冠。3歳最強を決める伝統の舞台、駒を進めてきた春2強の中でも特に力が入るのは武豊リーチザクラウンだ。

 秋初戦のGII神戸新聞杯。2着に敗れはしたものの、主戦の武豊も認めた成長の跡がそこにはあった。春は常に課題として付きまとっていた気性難が影を潜め、鞍上との折り合いはバッチリ。実に気持ち良さそうに秋の仁川を疾走した。
 春とは違う――そう高らかに示した前哨戦。勝利という最高の結果こそ得られなかったが、同時に本番へ向けて大きな手応えをつかんだ2着だったとも言える。

 リーチザクラウンとは、GI4勝馬の父スペシャルウィーク譲りの底知れない大物感が一番の魅力。心と体のバランスが1つに調和したとき、いったいどれほどの走りを見せてくれるのか。そうワクワクさせられる大器だ。
 だが、春は前向きすぎる気性から、その素質を持て余し気味な印象も受けた。それがひと夏を越し、唯一のネックだった精神面が大人へと成長。自らの才能をストレートに引き出せる下地が整いつつある。今週木曜の坂路追い切りも武豊が絶賛するフットワークを披露し、仕上がりは万全だ。

 まともに能力を出し切ったリーチザクラウンを負かすのは、現時点の同世代にとって至難だろう。まだ若さを露呈していた2歳10月のデビューからダービーまでですら、7戦走って3着以下に敗れたのは皐月賞だけ。あとはすべて2着以内を確保している。
 確かに、同馬を管理する菊花賞2勝トレーナー・橋口弘次郎調教師でも「当日になってみないと分からない部分はある」と語るように、手探りな面が残されているのは事実。しかし、鞍上には騎手として史上最多の4勝を挙げる菊男・武豊。長距離戦は馬の能力と同じくらい、騎手の腕を問われるレースだ。
 この名手の手綱で秋の主役に躍り出てみせる。無冠では終われない、いや、終わらせない。

アンライバルドは折り合い鍵、まともなら圧倒も

 もちろん、実績NO.1の皐月賞馬アンライバルドが黙ってはいない。リーチザクラウンがスピード満点の先行脚なら、こちらは破壊力抜群の追い込み脚。その末脚を全開させれば、津波のごとき勢いに最後まで抵抗し続けるのは困難だろう。大抵の馬は飲み込まれ、沈没する。それほどまでに、アンライバルドが持つ瞬発力はケタ外れなのだ。
 それが最も顕著に現れたレースが、第一冠目の皐月賞。その圧倒的な勝利に『1強』ムードが流れたほどだった。

 だが、父子&兄弟制覇を狙ったダービーでは、40年ぶりの不良馬場に自慢の末脚を殺されて不発。復権を誓った秋初戦の神戸新聞杯では、今度は折り合いに苦労してまたも不完全燃焼の4着に敗れた。
 ダービーは特殊な条件だっただけに度外視できるとして、不満が残った菊の前哨戦。リーチザクラウン同様、この馬も気性面のキツさが課題とされていた馬だったが、その“弱点”が再び顔を出してしまったのである。

 菊花賞は3000メートルの長丁場。アンライバルドに限らず、一番のポイントとなるのは騎手との折り合い。気性難をのぞかせてしまったことで二冠制覇に黄信号が点ってしまったか?
 いや、春を思い返してほしい。気性面の不安を毎回のように指摘されながらも、アンライバルドはレースを使うごとに折り合いがつくようになり、春2戦目だった皐月賞は「今までで一番落ち着いてた」と岩田が驚きの表情を浮かべたほどだ。同馬を管理する友道康夫調教師も「調教もレースも使うごとに馬が落ち着いてくる」と語っている。
 ダービー以来3カ月ぶりのレースを使ったことが“ガス抜き”となっていれば、菊本番では落ち着きを取り戻した皐月賞馬が見られるはずだ。

 折り合いさえつけば3000メートルも克服可能。皐月賞を再現する鮮やか差し切りだって……。9年ぶり史上8頭目の“皐月&菊”二冠馬を目指す。

四位イコピコ、一気“頂点”も見えた

 本来ならば、春から続くこの『2強対決』なのだが、秋となりガラリ一変。昨年同様、今年の菊花賞もまた『混戦』ムードとなっている。それはなぜか?

 9月27日、阪神競馬場2400メートル芝。菊花賞トライアルでもある前哨戦GII神戸新聞杯を、2馬身差のレコード駆け圧勝。とんでもない馬が登場したのだ。
 いや、正確に言えば春のダービートライアルから出走していた馬なのだが、その時のプリンシパルSでは最後方からよく追い込むも4着。1勝を加算して臨んだ7月のGIIIラジオNIKKEI杯でもトップハンデながら4着と、堅実に差しては来るのだが、重賞級となると突き抜けられない。そんな印象の馬だった。

 その名はイコピコ。ハワイの言葉で「頂点へ」と意味する名前を与えられた馬が、秋を迎えて想像をはるかに超えたスケールアップを果たしている。

 神戸新聞杯に話を戻せば、リーチザクラウンが押し切り態勢、アンライバルドら後続勢が追い詰められないでいる中、イコピコはただ1頭大外を無人の野を行くが如し。ダントツの上がり3F33秒7の末脚で、並ぶ間もなく一瞬にして春の実績馬を斬り捨てた。
 展開がどうのと言うレベルではなく、ただ「強い」のひと言。そして父の名を見れば、同じく秋に急激に力をつけた01年菊花賞馬マンハッタンカフェだ。先週は同じ産駒のレッドディザイアが秋華賞を勝利。鞍上も同じ四位とくれば、これは期待せずにはいられない。
 トライアル→本番と破竹の連勝で、その名のとおり3歳世代トップへと一気に駆け上がるか。

東のエース・ナカヤマフェスタ、淀3000mは不問

 東の大将ロジユニヴァース不在の中、菊花賞に挑む関東馬のエースに指名されたのがナカヤマフェスタだ。2歳時にはGIII東京スポーツ杯を勝ち、年明けのGIII京成杯も不利を受けながら2着。アンライバルドが沈んだダービーでも、2着リーチザクラウンから0秒1差の4着と健闘した。

 ただ、名前がそう思わせるのか、レース振りからそう感じてしまうのか、同馬の持つイメージとしてはどことなく“地味”。決して派手な主役を張る馬ではないかもしれない。しかしながら、その能力がロジユニヴァースら『3強』と比較しても全く見劣るところはない。それを決定付けたのが、前走の東のトライアル・GIIセントライト記念だった。
 関西から遠征してきた3連勝中の派手な上がり馬アドマイヤメジャーを寄せ付けず、2着セイクリッドバレーとは半馬身差ながらも、着差以上に強さを感じさせる完勝。アンライバルドら春上位組が秋初戦で結果を残せなかったこととは対照的に、菊花賞獲りへの手応えを十分意識させる勝利だった。

 この馬の良さは、なんと言っても競走センスの高さ。中団好位で自在に折り合え、展開は不問。追えば追うだけ伸びるしぶとい脚も持ち、淀3000メートルは全く苦にしないだろう。
 勝てば01年マンハッタンカフェ以来8年ぶりの関東馬による菊花賞制覇。当時マンハッタンカフェの鞍上にいた蛯名正義が、今回はナカヤマフェスタの手綱をとる。
 そして、同馬を管理する二ノ宮敬宇調教師は、その蛯名と名コンビを組んだあのエルコンドルパサー以来10年ぶりとなるGIビッグタイトル獲りに挑む。

2歳王者セイウンワンダー、復権へ手応え

 2歳王者セイウンワンダーを忘れてはいけない。神戸新聞杯を3着としぶとくまとめて距離対応にメド。ここまでマイル重賞を2勝している同馬だが、怪物と呼ばれた父グラスワンダーは2500メートルの有馬記念を連覇し、母系には長距離レースで数多くの活躍馬を輩出してきたリアルシャダイの血が流れる。
 この馬も折り合いに不安のない馬。むしろ3000メートルは2歳王者に新境地を開かせるとともに、復権を後押しするかもしれない。

 また、過去大敗した弥生賞は仕上がり途上、ダービーは極悪馬場と、敗因がハッキリしており、能力をしっかり出し切れば大崩れしないタイプ。ロジユニヴァース、リーチザクラウンが馬群に消えた皐月賞でも3着に食い込んだ。
 能力は3歳トップクラス。1994年ナリタブライアン以来史上2頭目となる、2歳王者による菊花賞制覇はなるか。さらに、鞍上・福永祐一は勝てば同レース初制覇。偉大なる父・洋一氏に並ぶ史上3組目の父子騎手菊花賞制覇となる。

ダービー3着アントニオ、能力高いブレイクら多士済々

 ダービー3着馬アントニオバローズも能力から言えば上位圏内に入っていて当然の馬。前走の神戸新聞杯は11着と思わぬ大敗だったものの、使いつつ良くなるタイプ。叩いての大きな上積みが見込める今回は大反撃があって驚けない。
 だが、中間にノドの炎症を患っていることが判明。症状の具合によっては回避も検討されたほどだった。出走してくる以上は完治しているものと見たいが……

 ほか、ブレイクランアウトは苦杯をなめさせられたNHKマイルカップ、ダービーから復調し、秋初戦に選んだGIII朝日CCで古馬相手に2着好走。しかも、08年皐月賞馬キャプテントゥーレをクビ差まで追い詰めるのだから、やはりこの馬も能力は高い。
 課題は距離になるが、スタミナをごまかせるスローの瞬発力勝負になれば、むしろ上位候補として浮上しそうだ。

 これら以外にも、能力秘める皐月賞2着トライアンフマーチ、女帝エアグルーヴの子で父が菊花賞馬ダンスインザダークという特A級の良血馬フォゲッタブル、62年ぶりの牝馬制覇を狙うポルカマズルカなど、実力伯仲の好メンバーがズラリとそろった。

第70回 GI菊花賞
10月25日(日)京都競馬場 3000メートル芝・右(外)
サラ系3歳オープン牡・牝(指定)馬齢 発走15:40

1(1)スリーロールス   57 浜中
1(2)シェーンヴァルト  57 秋山
2(3)フォゲッタブル   57 吉田隼
2(4)トライアンフマーチ 57 武 幸
3(5)アンライバルド   57 岩田
3(6)イグゼキュティヴ  57 川島
4(7)ヤマニンウイスカー 57 和田
4(8)アントニオバローズ 57 角田
5(9)リーチザクラウン  57 武 豊
5(10)キングバンブー   57 小牧太
6(11)セイクリッドバレー 57 松岡
6(12)セイウンワンダー  57 福永
7(13)キタサンチーフ   57 藤岡康
7(14)イコピコ      57 四位
7(15)ポルカマズルカ   55 横山典
8(16)ナカヤマフェスタ  57 蛯名
8(17)アドマイヤメジャー 57 川田
8(18)ブレイクランアウト 57 藤田

※出馬表などのデータは、必ず主催者であるJRA発行のものと照合し確認してください。
※レース格付けは従来のもので表記しています。

[ 2009/10/24 09:27 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)
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