ウオッカ復活!大接戦制しGI・7勝目/ジャパンCnetkeiba.com - 2009/11/29 15:33
29日、東京競馬場で行われた第29回ジャパンC(3歳上、GI・芝2400m)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ウオッカが道中は4番手を追走。直線半ばで先頭に立つと、大外から追い込んだ2番人気オウケンブルースリとの競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは2分22秒4(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気レッドディザイアが入った。3番人気の英国馬コンデュイットは4着。
【勝ち馬プロフィール】
◆ウオッカ(牝5)
父:タニノギムレット
母:タニノシスター
母父:ルション
叔父:スリーアベニュー(ガーネットS-GIII)
厩舎:栗東・角居勝彦
馬主:谷水雄三
生産者:カントリー牧場
通算成績:25戦10勝(うち海外3戦0勝、重賞8勝)
主な勝ち鞍:06年阪神JF、07年日本ダービー、08・09年安田記念、08年天皇賞・秋、09年ヴィクトリアマイル(すべてGI)
ジャパンC、全着順&払戻金netkeiba.com - 2009/11/29 16:00
29日、東京競馬場で行われた第29回ジャパンC(3歳上、GI・芝2400m)の全着順は以下の通り。
1 ウオッカ 2:22.4
2 オウケンブルースリ ハナ
3 レッドディザイア 1.1/2
4 コンデュイット 1.1/4
5 エアシェイディ 1.1/4
6 エイシンデピュティ 1/2
7 ジャストアズウェル 1/2
8 マイネルキッツ ハナ
9 リーチザクラウン 1.1/2
10 ネヴァブション 2
11 シンティロ クビ
12 コスモバルク 3.1/2
13 スクリーンヒーロー 1/2
14 インティライミ 1/2
14 インターパテイション 同着
16 アサクサキングス 5
17 マーシュサイド 1/2
18 ヤマニンキングリー 6
牝馬による制覇は20年ぶりの快挙/ジャパンCアラカルトnetkeiba.com - 2009/11/29 17:40
●C.ルメール騎手
ジャパンC初制覇。2着は04年コスモバルク、05年ハーツクライの2回。JRA・GI、JRA重賞ともにカネヒキリで制した08年ジャパンCダート以来の勝利で、GIは通算4勝目、重賞は通算8勝目。
●角居勝彦調教師
ジャパンC初制覇。JRA・GIはウオッカで制した安田記念に続く今年3勝目、通算15勝目。JRA重賞もウオッカで制した安田記念に続く今年3勝目で、通算30勝目となった。
●タニノギムレット産駒
JRA・GIは全てウオッカによる通算7勝、JRA重賞はアブソリュートで制した富士Sに続く今年6勝目、通算14勝目。
●牝馬によるジャパンC制覇
89年のホーリックス以来20年ぶりとなる勝利。通算では4頭目(他に81年メアジードーツ、83年スタネーラ)。日本調教馬による制覇は史上初。
●史上最多タイの中央GI・7勝目
ウオッカの中央GI・7勝はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトと並ぶ史上最多タイ記録。牝馬としては自己の持つ史上最多記録を更新した。なお、交流GIも含めた史上最多勝記録はヴァーミリアンの8勝。
●ダービー馬によるジャパンC制覇
85年シンボリルドルフ、92年トウカイテイオー、06年ディープインパクトなど、日本ダービー馬がジャパンCを制したケースは今年で6回目。牝馬の両レース制覇は史上初。
●関西馬の優勝
07年アドマイヤムーン以来2年ぶりの勝利。今年も含めた過去10年の内訳は関西馬6頭、関東馬2頭、外国馬2頭。
●東京でのGI勝利
ウオッカはGI・7勝中、阪神JFを除く6勝が東京コースでの勝利。自己の持つ史上最多記録を更新した。
●馬名の由来
酒の一種。Vodka。