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ダービーへ向けた府中マイルの覇権争い=NHKマイルC展望

ダービーへ向けた府中マイルの覇権争い=NHKマイルC展望
サンライズプリンスvs.ダノンシャンティ一騎打ちか
2010年5月8日(土)


 今週から東京競馬場ではGIレースが5週連続で開催。その第1弾となる第15回GINHKマイルカップが9日、同競馬場1600メートル芝で行われる。

 かつてシーキングザパール、エルコンドルパサー、クロフネといった、後の超一流トップホースを輩出してきた同レース。春の3歳マイル王決定戦というコンセプトだが、近年では3歳馬の頂点を争う競馬の祭典・日本ダービーへ向けたステップレースという側面も色濃くなっている。2000年代に入ると、タニノギムレット(02年)、キングカメハメハ(04年)、ディープスカイ(08年)と3頭がここをステップにダービー馬に輝いた。今年の最有力と目されている2頭も、ダービーを見据えての府中マイル参戦だ。

 その2頭というのが、栗東・音無厩舎のサンライズプリンス、そして同じく栗東・松田国厩舎のダノンシャンティ。どちらも前走で重賞初勝利を挙げており、いずれも破格の内容で圧勝。これまで戦ってきた相手関係からも、皐月賞上位組と比較して潜在能力は互角以上の存在と言っていい。
 ここを勝てば間違いなくダービー有力候補の1頭にのし上がれるとともに、内容次第では“対抗馬”ではなく主役ヴィクトワールピサに取って代わって“主役”となる可能性も秘めている。3歳世代真打ちへと名乗りを挙げるのはどちらだ。

 しかしながら、今年は次位グループも強力布陣。皐月賞組からはエイシンアポロン、リルダヴァル、ガルボらが巻き返しへ気合満点。重賞戦線で手堅いダイワバーバリアン、レトらも展開次第では一発があって不思議はない。

 ダービーをも視野に入れる素質馬たちがステップレースとして祭典への踏み台とするのか、それとも純マイラーたちが意地を見せるのか。三冠クラシックとはまた別の、3歳馬たちによる府中激戦に要注目だ。発走は9日15時40分。


■サンライズプリンス絶好調、狙える“春二冠”

 大目標は、あくまでダービー。それだけにサンライズプリンスがNZTを勝った直後の音無調教師は、うれしいような苦しいような、なんとも複雑な表情を浮かべていた。
 「トライアルを勝っているのに本番を使わないのは失礼な話だしね。ダービーのことだけを考えると、間に一戦挟むのは多いかなとも思うんですが……」
 その場では今後のローテーションについて明確な答えは出なかったが、示唆していたとおり、NHKマイルカップ→ダービーに落ち着いた。2走前のGIIスプリングSを含め、これでダービーまでと考えると長距離輸送が3回。それも中2週、中3週、中2週というキツい日程だ。確かに有利な材料とは言えない。
 このようなローテを踏まざるをえないのも、GIIスプリングSを落としたツケもあるが、トレーナーが漏らしたように「トライアルを勝ったのに本番を使わないのは失礼な話」という義務感から、“仕方なく”の出走なのだろうか?

 いや、そうではないと見たい。勝負の世界。いくら義務感があったからとは言え、そんな中途半端な気持ちではダービーどころか、このNHKマイルカップも勝てやしないだろう。また、東西随一の名トレーナーへの階段を順調にステップアップしている音無調教師ともあろう人物が、そんなあやふやな心構えでサラブレッドにとっては一生に一度の晴れ舞台に臨むはずがない。
 ズバリ、NHKマイルC&ダービーともに十分な勝算があっての出走と見るべきだ。この中間、サンライズプリンスは疲れも感じさせず、坂路で順調に乗り込み、1週前には4F51秒4をマーク。5日の最終追い切りではさらに上回る自己ベスト4F50秒8-ラスト1F12秒1をマークした。出来落ちはなく、むしろ絶好と判断していいだろう。

 「順調にいけば大きいところも獲れる馬だと思います」と、同馬の素質を絶賛したのは横山典弘。マイル戦はサンライズプリンスにとって多少、距離不足と言わざるを得ないが、それも直線の長い東京なら十分にカバーできるだろう。
 何より、不利と言われる中山マイル戦の大外枠をアッサリと克服し、外から豪快に突き抜けた走りは誰が見ても“GI級”と納得させられる。その名のとおり、3歳世代トップを駆け上がるプリンスとなるか。


■偉大なる先輩に続け、ダノンシャンティ文句なし!

 NHKマイルからダービー。この“黄金ローテ”をいち早く確立させたのが誰あろう、日本でも有数のトップトレーナーの一人、松田国英調教師だ。クロフネに始まり、タニノギムレット、キングカメハメハ、ブラックシェル……。いずれも松田国調教師が狙いを定めた馬は、相当の好成績を挙げている。
 いわば、この変則二冠ローテの先駆者でありスペシャリストが今年、“この馬”と自信を持って送り込む英才がダノンシャンティなのだ。

 サンライズプリンスと大きく異なる点は、やはりダービーまでを考えると無理のないローテーション。早くから皐月賞を捨て、このNHKマイルCと日本ダービーだけに焦点を定めてきた。それだけに中間の調整も狂いがなく、絶品の動きをアピールしている。
 そして、前走のGIII毎日杯が圧巻のひと言。軽く仕掛けただけでラスト3F33秒4という破格の数字で突き抜けてみせた。それでいてまだ余裕すら感じさせる脚色だったのだから、驚くほかない。見た目のインパクトならサンライズプリンスのNZT以上と言えるだろう。

 ここまで4戦2勝。3走前にヴィクトワールピサに敗れたGIIIラジオNIKKEI杯は、キャリア2戦目での0秒2差。ハナ差で2着に泣いた2走前のGIII共同通信杯も、最後はインに押し込められる苦しい展開だった。
 使われるごとに確かな成長を見せているダノンシャンティ。その敗れた2戦当時とは比べ物にならないくらい、今は競走馬としての質を高めている。そして鞍上には、キングカメハメハで初の変則二冠馬を誕生させ、毎日杯でテン乗りながらダノンシャンティの良さをいきなり最大限に引き出した名人・安藤勝己だ。厩舎の先輩に続く“春二冠”へ、まずはここで王手をかけたい。


■エイシンアポロン、マイル戦で反撃だ

 下馬評ではサンライズプリンス、ダノンシャンティの2頭が大きくリードしているが、今年は次位グループも強力。ハイレベルメンバーと言われた皐月賞組の中でも、上位人気の支持を得た素質馬が矛先を向けてきたのだから、それも当然か。

 その中でも実績ナンバーワンは、GII京王杯2歳S1着をはじめ、GI朝日杯FS2着、GII弥生賞2着のエイシンアポロン。間違いなく世代トップを形成する1頭だ。
 前走のGI皐月賞は4番人気ながら11着と大敗。外めの枠から道中もそのまま外、外を通らされる展開となってしまい、なし崩し的に脚とスタミナをロスしてしまった。もともと距離に課題がある同馬にとって、こうなってしまうといかにも厳しい。

 しかしながら、今回は距離短縮のマイル戦。本質的にはこれくらいの距離が最も能力を発揮できるタイプだろうし、今回は重賞勝ちを決めた東京コース。プラス材料ばかりが並ぶ。力を出し切れば大きく巻き返せるはずだ。


■素質満載リルダヴァル、ここは走りごろの3走目

 エイシンアポロンに続く皐月賞5番人気だったのはリルダヴァル。こちらは人気より着順を1つ落とす6着に終わってしまった。数字だけ見ればまずまず走っている印象だが、同馬の素質とそれに対する期待値からは決して満足できる結果ではない。
 前走はインの好位から脚をタメていったが、見た目以上に馬場が悪く、また直線でも詰まり気味になってしまい、この馬本来の切れ味が殺されてしまった。今度は芝コンディションのいい東京コースだけに、自慢の末脚を存分に発揮できるだろう。

 デビューからアッサリの連勝を決めた馬で、あのディープインパクトの甥っ子にあたる超良血馬。2走前のGIII毎日杯3着が骨折休養明け、前走のGI皐月賞が前述どおりの不完全燃焼だとしたら、能力の底はまだまだ知れない。
 叩き3走目の今回はまさに走りごろ。最終追い切りでも併せ馬で5馬身突き放す動きを見せており、コンディションも右肩上がりだ。

 ほか関西馬からは、重賞戦線で手堅く着順を残してきたダイワバーバリアンも実力は接近。正直ワンパンチ足りない印象もあるが、今年はGIIIきさらぎ賞5着から始まり、GII弥生賞4着、GIINZT2着と着実にステップアップしている。流れ次第で上位に食い込める力を持っている。
 阪神のマイル重賞GIIIアーリントンCを勝ったコスモセンサーのスピードも侮れない。前走は後続から終始マークされる展開で脚をなくしたが、本来は控えることもできる馬。マークが緩くなったところでのスイスイ先行一発には警戒したい。


■穴なら関東馬 流れ次第でガルボ、レトが一発

 層の厚い関西馬と比べるとやや手薄な関東馬だが、今年GIは早くも3勝と好調。このムードに乗って大駆けがあったとしても不思議はない。穴を狙うなら関東馬か。

 京都のマイル重賞GIIIシンザン記念勝ち馬のガルボは、前走GI皐月賞が13着と大敗。しかしながら、これはシンザン記念以来3カ月ぶりの競馬で、エイシンアポロン同様に外枠発進から終始外を回らせられる展開が厳しかった。
 やはりガルボもマイル戦の方が力を出せるタイプ。なにせ、昨年暮れのGI朝日杯FSでは12番人気ながら4着と健闘。エイシンアポロンとは0秒4差の競馬ができるくらいだから、距離短縮に加え、上積みも期待できる2走目の今回は前走のようなことはないだろう。

 レトはここ2走のGIIIアーリントンC、GIINZTがともに3着好走。目立つタイプではないが、相手なりに着実に走ってくるあたりに競馬センスの高さが見て取れる。レースぶりにしても、中団好位から自在の脚。展開に左右されにくく、今回はさらに相手が強化されるが、持ち前のしぶとさで上位にひょっこり顔を出していたとしても驚けない。


■第15回GI NHKマイルカップ
5月9日(日)東京競馬場 1600メートル芝・右
サラ系3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量 発走15:40


1(1)ダイワバーバリアン 57 蛯名
1(2)コスモセンサー   57 石橋脩
2(3)リルダヴァル    57 福永
2(4)サンライズプリンス 57 横山典
3(5)サウンドバリアー  55 内田博
3(6)ニシノメイゲツ   57 北村宏
4(7)トシギャングスター 57 浜中
4(8)パドトロワ     57 柴田善
5(9)モンテフジサン   57 武士沢
5(10)キョウエイアシュラ 57 吉田豊
6(11)エイシンアポロン  57 岩田
6(12)キングレオポルド  57 伊藤工
7(13)ダノンシャンティ  57 安藤勝
7(14)シゲルモトナリ   57 松岡
7(15)ガルボ       57 後藤
8(16)レト        57 幸
8(17)エーシンダックマン 57 四位
8(18)エーシンホワイティ 57 北村友

※出馬表などのデータは、必ず主催者であるJRA発行のものと照合し確認してください。
※レース格付けは従来のもので表記しています。

[ 2010/05/08 13:45 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)
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