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【JCダート】カネヒキリ3年ぶり“美酒” 競馬情報 無料ニュース【レース映像あり】

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【JCダート】カネヒキリ3年ぶり“美酒”

 第9回ジャパンCダート(7日、阪神11R、GI、3歳上オープン国際、定量、ダ1800メートル、1着本賞金1億3000万円=出走15頭)クリストフ・ルメール騎乗、4番人気のカネヒキリが好位から力強く抜け出し快勝。05年以来、2度目のJCダート制覇で復活Vを決めた。タイム1分49秒2(良)。追い込んだ7番人気のメイショウトウコンが2着に入り、連覇を狙った1番人気のヴァーミリアンは3着に終わった。


 3年前の勝利の記憶が鮮明によみがえった。かつて砂の王者に君臨したカネヒキリが復活V。苦難の道を乗り越えて、王座へ返り咲いた。

 「いいスタートを切れたし、4コーナーの反応もよかった。レース前から勝つ自信はあった」

 ルメール騎手が胸を張った。道中は内めで先行する。じっと我慢して機をうかがった。スムーズに追走して、迎えた勝負の直線。ゴーサインに鋭く反応して先頭に立つと力強いストライドでメイショウトウコン、ヴァーミリアンの追撃を封じ込めた。05年に続く2度目のJCD制覇。「2回も勝つんだからこの馬は素晴らしい馬」とジョッキーは絶賛した。

 ルメールといえば、ハーツクライ(05年・有馬記念)、リトルアマポーラ(08年・エリザベス女王杯)を先行脚質に変化させて勝利に導いた実績を持つが、「今回はレース前に何も考えることがなかった」と語る。過去4度、GI勝ちを収めてきた馬に“マジック”は必要なかった。「乗りやすいし、勇敢だし、パワフル。ユタカ(武豊騎手)にも『1800メートルが合う』と聞いていたから」と目を細めた。

 今から2年5カ月前に右前脚の屈腱炎のため休養。戦列復帰を目前に控えた昨年夏にまた、同じ個所を悪くして再放牧。その間、合計2回に渡り、茨城県の水野馬事センターで臀部の幹細胞を右前脚の腱に移植する手術を決行。復帰への道を求め続けた。角居勝彦調教師が愛馬を心からねぎらう。

 「調教よりもリハビリがしんどかったと思います。医学が進歩した結果でもありますが、よくここまで立ち直ってくれました」

 次走は未定。「脚元と相談して決めますが、海外のレースは考えず、国内戦に専念することになると思います」とトレーナー。長いトンネルから抜け出したカネヒキリが今、高らかに復権を宣言した。



By サンスポ
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