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ブエナビスタ次元が違う! 安藤勝「馬の力を信じていた」=桜花賞 競馬情報 無料ニュース【レース映像あり】

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ブエナビスタ次元が違う! 安藤勝「馬の力を信じていた」=桜花賞

ブエナビスタ次元が違う! 安藤勝「馬の力を信じていた」=桜花賞
2009年4月12日(日) 18時40分 スポーツナビ


 世代ナンバーワンを決めるJRAの3歳牝馬クラシック第1弾・第69回GI桜花賞が12日、阪神競馬場1600メートル芝で開催され、2008年2歳女王で安藤勝己騎乗の断然1番人気ブエナビスタ(牝3=松田博厩舎)が豪快差し切り劇で優勝。母ビワハイジが果たせなかった3歳牝馬だけに与えられる一生に一度の桜の栄誉を手に入れるとともに、昨年に引き続き世代の頂点に立った。勝ちタイムは1分34秒0。同馬はJRA通算成績5戦4勝、重賞は3勝目でGI2勝目となった。なお、最優秀2歳牝馬が桜花賞を制したのは、2001年テイエムオーシャン以来8頭目である。

 また、安藤勝己は06年キストゥヘヴン、07年ダイワスカーレットに続き桜花賞は3勝目で、49歳16日でのクラシック制覇はこれまでのクラシック最年長勝利記録(伊藤勝吉元騎手の48歳9カ月23日)を69年ぶりに更新。管理する松田博資調教師は1993年ベガ以来の2勝目となった。

 一方、半馬身差の2着には2番人気レッドディザイア(牝3=松永幹厩舎)、さらに1馬身半差の3着には5番人気ジェルミナル(牝3=藤原英厩舎)が入った。

◇ ◇ ◇

 ただ、ただ能力が違いすぎた。懸命に押し切りを狙うレッドディザイアを、残り100メートルを切ってから涼しい顔でラチいっぱいの大外から圧巻差し切り。
 「馬の能力を信じて乗っていましたから」
 レース後の安藤勝己は笑顔を浮かべながら、サラッと当然のように語った。しかし、傍目から見れば、冷や汗の出るようなレース。特に勝負どころの4コーナーから直線入り口。ブエナビスタと安藤勝は後方2頭目から大外を回り、すぐ前の進路をライバルの四位洋文レッドディザイア、福永祐一ジェルミナルにふさがれている。間を割るスペースもなく、直線に入ってからさらに外ラチぎりぎりの大外へ。
 これで大丈夫か? いや、すでに万事休すでは……。
 阪神競馬場につめかけた7万2000人の大観衆から不安の声を乗せたどよめきが起こる中、馬上のアンカツは至って冷静だった。
 「いつも乗ってるからね、どれだけの脚を使ってくれるか分かっている。四位君のレッドディザイアとジェルミナルがいい感じで伸びていたから、それに併せていったんです。あとは馬を信じて追う。それだけですね」

 また、好スタートを切ったにも関わらず馬を下げて後方2番手の位置取りを選択したのも、アンカツがブエナビスタの能力を心底から信じていたからこそ。前日には「中団から行こうか迷っていた」というジョッキーだったが、結局は“いつもどおり”後方からの競馬に。
 「馬場の外が伸びているし、正直、他の馬とは力が違いますからね。ケツ(最後方)かケツ2(後方2番手)でいいと思っていました。いつもと違う競馬をするよりも、いつもと同じ競馬をするほうが確実だと思って」
 レッドディザイアとジェルミナルがあわやという場面を作ったものの、終わってみれば百戦錬磨の名手の言葉どおり、逆に女王の強さを際立たせる演出にしかならなかった。特にレッドディザイアの繰り出した上がり3Fは極限とも言える33秒7。しかし、ブエナビスタはそれをはるかに上回る究極の33秒3をマークし、ラスト2ハロン11秒6-11秒6のレースラップの中を、しかも大外から悠々と差し切ったのだ。次元が違いすぎる、と言うしかない。

 「何だかんだ言って、それなりにプレッシャーはありましたからね。“飛ぶ”わけにはいかないなと。今はホッとしてます」とお立ち台のアンカツ。戦前から確実視されていた“まずは一冠”を達成し、次なる目標は当然、牝馬クラシック第二冠目のGIオークス(5月24日、東京競馬場2400メートル芝)になる。
 「次はとりあえず、オークスを勝つこと。折り合いは問題ないし、1600メートルより2000メートル以上あった方がいい馬ですからね。それに精神面では男馬よりもしっかりしているくらいだから、初めての東京競馬場でも心配はないですね」
 早くも“二冠宣言”とも言える太鼓判を押した安藤勝。桜花賞のレースぶり、他馬との実力差、そして距離延びてさらにいいとなれば、この自信も当然だろう。

 今年初め、アンカツと名コンビを組んだ稀代の名牝ダイワスカーレットが惜しまれながらターフを去ったが、時を置かずしてまたスーパー牝馬が舞い降りた。
 「またこういう馬と出会えて、今年も来年も楽しみですね」
 最強女王への道は一転の曇りもなく、視界は絶景。安藤勝ブエナビスタがさらなる高みへと疾走する。
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