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混戦・春の盾、最強馬の歴史に名を刻むのは=天皇賞・春見どころ 競馬情報 無料ニュース【レース映像あり】

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混戦・春の盾、最強馬の歴史に名を刻むのは=天皇賞・春見どころ

混戦・春の盾、最強馬の歴史に名を刻むのは=天皇賞・春見どころ
復調アサクサキングスが一歩リードか
2009年5月2日(土)


 JRA春の最強馬決定戦、第139回GI天皇賞・春が5月3日に京都競馬場3200メートル芝で開催される(発走15時40分)。同レースは4歳以上の古馬同士で争われる最高峰のレース。1937年に第1回が行われ、また1905年に創設された前身である「エンペラーズカップ」から数えると、100年以上にも及ぶ歴史を持つ伝統の大一番だ。

 07年王者メイショウサムソン、08年王者アドマイヤジュピタの引退、また08年GIダービー馬ディープスカイ、同GI菊花賞馬オウケンブルースリの回避などで混沌としている今年の古馬王道戦線。現在、この混戦をアタマ一つ抜け出しているのが重賞連勝中の07年GI菊花賞馬アサクサキングスか。
 また、昨秋のGIジャパンカップ馬スクリーンヒーロー、GII大阪杯でディープスカイを負かした06年2歳王者ドリームジャーニー、GII日経賞を勝って参戦のアルナスライン、GII阪神大賞典2着ヒカルカザブエ、GI香港ヴァーズで僅差3着ジャガーメイルなど、いずれも実力紙一重の馬たちがスタンバイ。大激戦の淀2マイル戦となりそうだ。

 グレード制が導入された1984年以降を振り返っても、シンボリルドルフ、タマモクロス、スーパークリーク、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、マヤノトップガン、スペシャルウィーク、そしてディープインパクトと、過去の天皇賞・春の勝ち馬はその時代を象徴するスターホースがズラリ。今年、この“春の盾”を制して最強馬の歴史に名を刻むのは果たしてどの馬か。


■アサクサキングスが1年越しのリベンジへ


 JRAの2大長距離GIと言えば、同じ京都競馬場で行われる3歳三冠クラシック最終戦の菊花賞(3000メートル)と、今回の天皇賞・春だ。数多くの最強馬を輩出してきたこの2レースはほぼ同じコース条件で行われるため、当然のように関連性が強く、菊花賞馬の多くが天皇賞・春のタイトルも手中にしている。

 今年の登録馬の中で、菊の栄冠を手にしているのがアサクサキングス。07年の菊花賞ホースであり同年の最優秀3歳牡馬でもある。
 昨年の天皇賞・春でも1番人気となったが、1つ年上のアドマイヤジュピタとメイショウサムソンに完敗し3着。続くGI宝塚記念も5着と敗れ、休養を挟んだ秋シーズン3戦はさらに着順を落とし、いいところなく6連敗で07年の幕を閉じた。
 しかし、今年に入ってようやく復調。持ち味の先行力としぶとく伸びる末脚が甦り、09年初戦のGII京都記念で菊花賞以来7戦ぶりの勝利を挙げると、前走の最重要ステップレースGII阪神大賞典も連勝。完全にスランプを脱出し、再び最強馬戦線に食い込んできた。

 菊花賞を勝っており、また完敗だったとは言え昨年の天皇賞・春で3着に来ているのだから、淀3200メートルは問題なし。いや、GIIIきさらぎ賞も合わせて京都は重賞3勝を挙げている得意中の得意コースであることを考えれば、文句なしの条件とも言える。
 目下の出来と勢い、コース相性、そして手薄な相手関係。ここは昨年以上のチャンスがめぐってきたか。


■スクリーンヒーロー、真の王者への第一歩


 スクリーンヒーローは、昨年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬。11月のGIジャパンカップでメイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイの3世代ダービー馬をまとめて負かす金星を挙げ、一躍、関東古馬のエースとなった。
 真価が問われるその後2戦はGI有馬記念5着、GII阪神大賞典4着。期待ほどの結果を残せていないが、前走の阪神大賞典に限って言えば、雨で悪化した重馬場がすべてだろう。また、年明け初戦の3カ月ぶりだったことも少なからず影響したか。それならば、久々を叩いて大幅上積みが見込めるこの本番こそが、本領発揮の一戦となる。

 歓喜のJC制覇後、管理する鹿戸雄一調教師は「来年の春ぐらいに本格化すると思っている馬」と、さらなるグレードアップを強調。その言葉どおりなら、メンバー中最も伸びシロがあるのがこのスクリーンヒーローだろう。
 今回も手綱をとる横山典弘をはじめ、またがったジョッキーみなが絶賛する素質馬。その実力が完全開花となれば、今年頂点を極めることも可能な大器だ。その第一歩をこの天皇賞・春で踏み出したい。


■ドリームジャーニー、黄金の末脚にすべてをかける


 出走メンバーが例年に比べて手薄と言われている今年、チャンス到来とばかりに名乗りを挙げてきたのが、中距離の雄ドリームジャーニーだ。GII金鯱賞(5月30日、中京2000メートル)→GI宝塚記念(6月28日、阪神2200メートル)が当初のローテーションだったが、矛先を一転して春の盾に。条件ベストとは言えない天皇賞・春に打って出てきたあたり、相手関係ばかりでなく、それだけ現在のコンディションがいいということも言えるか。

 06年にGI朝日杯FSを強烈な末脚で制し2歳王座を獲得。3歳クラシックは届かなかったものの、GII神戸新聞杯ではアサクサキングスをナデ斬り、昨年も2000メートルの重賞を2勝。そして、今年3戦目の前走GII大阪杯では昨年のダービー馬ディープスカイを撃墜し、2歳時から4年連続重賞勝利の快挙を達成した。

 通常、2歳王者ともいえば早熟馬と思われがちだが、ドリームジャーニーは父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという血統からも、これからが“本番”の晩成血脈。また、一番のポイントは3200メートルの距離だろうが、それも血統構成から見れば十分こなせていい。3歳時の菊花賞でも5着とマズマズの結果を残しており、現在の充実ぶり、そしてこの相手関係ならば好勝負を期待して当然だろう。

 父ステイゴールドが3度挑戦して果たせなかった春の盾奪取へ――。一番の孝行息子が父から受け継いだ黄金の末脚にすべてをかける。


■アルナスライン、モンテクリスエスが虎視眈々


 東のステップレースGII日経賞で重賞初勝利を挙げ、いざ有力候補に再浮上してきたのがアルナスライン。3歳時から素質の高さを評価されていた馬だったが、どうにも詰めが甘く、5歳春の重賞初勝利は意外とも言える遅さだった。
 だが、この勝利をきっかけに、再び眠れる素質が再点火したとなれば本番でも怖い存在になる。07年菊花賞ではアサクサキングスにアタマ差と迫る惜敗2着。能力では負けていない。

 また、近走の好調ぶりならモンテクリスエスが怖い1頭だ。2走前には東京3400メートルのマラソン重賞GIIIダイヤモンドSをレコードタイムで勝利。前走のGII日経賞はアルナスラインに敗れる3着だったものの、着差はわずか0秒2だった。目下の勢いと充実ぶりがあれば、GIの舞台でも侮れない存在となる。
 そして、鞍上には史上最多の天皇賞・春6勝を挙げる“盾男”の武豊。淀長距離戦を知り尽くした名手の腕で、この混戦に断を打つか。

 ほか、GII阪神大賞典2着の上がり馬ヒカルカザブエ、国際GI香港ヴァーズで世界の強豪相手に僅差3着と好走したジャガーメイルはGIIアルゼンチン共和国杯でスクリーンヒーローと接戦の実績、デルタブルース&ポップロックの角居厩舎ベテラン2頭、大逃げテイエムプリキュアなどが、この混戦に乗じての一発を虎視眈々と狙っている。

 絶対的主役不在の春の盾。この激戦の覇者となり、古馬最高の栄誉に浴するのは――。発走は3日15時40分。


■第139回GI天皇賞・春

5月3日(日)京都・京都競馬場 3200メートル芝・右 外
サラ系4歳以上 オープン(国際)(指定)定量 発走15:40

1(1)サンライズマックス 58 福永
1(2)マイネルキッツ   58 松岡
2(3)ジャガーメイル   58 安藤勝
2(4)アルナスライン   58 蛯名
3(5)シルクフェイマス  58 藤岡佑
3(6)テイエムプリキュア 56 荻野琢
4(7)ポップロック    58 川田
4(8)トウカイトリック  58 和田
5(9)ホクトスルタン   58 小牧太
5(10)ゼンノグッドウッド 58 武 幸
6(11)ネヴァブション   58 後藤
6(12)ドリームジャーニー 58 池添
7(13)デルタブルース   58 岩田
7(14)コスモバルク    58 幸
7(15)モンテクリスエス  58 武 豊
8(16)スクリーンヒーロー 58 横山典
8(17)アサクサキングス  58 四位
8(18)ヒカルカザブエ   58 秋山

※出馬表、成績などのデータは、必ず主催者であるJRA発行のものと照合し確認してください。
※レース格付けは従来のもので表記しています。
[ 2009/05/03 06:46 ] 競馬ニュース | TB(0) | CM(0)
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