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東の伏兵マイネルキッツ波乱V! 松岡の進言が激走生んだ=天皇賞・春

東の伏兵マイネルキッツ波乱V! 松岡の進言が激走生んだ=天皇賞・春
スポーツナビ - 2009/5/3 18:56


 大波乱の春の盾、東の伏兵が大仕事だ! JRA春の最強馬決定戦、第139回GI天皇賞・春が3日に京都競馬場3200メートル芝で開催され、松岡正海が騎乗する12番人気の関東馬マイネルキッツ(牡6=国枝厩舎)が直線最内から抜け出し、そのまま押し切って優勝。古馬最高の栄誉である春の盾を手中にするとともに、3連単の配当が22万1080円となる波乱の主役となった。勝ちタイムは3分14秒4。騎乗した松岡、国枝栄調教師ともに天皇賞・春は初勝利となる。
  一方、クビ差の2着には4番人気アルナスライン(牡5=松元茂厩舎)、さらに1と3/4差の3着にはドリームジャーニー(牡5=池江寿厩舎)が入線。なお、07年GI菊花賞の勝ち馬で1番人気に支持されていたアサクサキングス(牡5=大久保龍厩舎)は9着、昨年のGIジャパンカップ馬で最優秀4歳以上古馬にも選出された2番人気スクリーンヒーロー(牡5=鹿戸厩舎)は14着にそれぞれ敗れた。

◇ ◇ ◇

 春伝統の大一番にまた一つ、新たな波乱の歴史が刻まれた。単勝オッズ46.5倍、18頭立て12番人気。重賞勝利もなければ、GIは初出走。そんな伏兵中の伏兵が見せた快走劇に、ゴールデンウィーク本番の京都競馬場に来場した8万2000人の大観衆は大きなどよめきで応えるしかなかった。
 「うれしいですね。前走の日経賞から自分なりの考えでやってきたことが間違っていませんでした。それが証明できて本当にうれしいです」
 マイネルキッツの下剋上を導いた波乱劇のもう一人の主役、24歳の若武者・松岡が会心の笑顔を浮かべた。ジョッキーの語った「自分なりの考え」というのは、4着に敗れた今年1月のGIIアメリカジョッキークラブカップ後のローテーション。陣営はGIII中京記念を予定していたが、「日経賞から天皇賞へ行かせてくださいと自分からお願いしたんです。何戦か乗っていてこの馬のクセもつかんでいたし、日経賞から天皇賞の方が合っていると思ったので」と松岡自らが強く進言していたのだ。そして、これが、ズバリ的中したのだった。

 昨夏から力を伸ばし、GIII、GIIと善戦はするものの勝ち星はなし。そんな相棒を「いつも真剣に走ってくれないんです。能力があるのは分かっていましたし、自分でも生かせなかった」と、もどかしく感じていた松岡。だが、この春の大一番でついに能力が開花した。
 「返し馬の時から、いつも具合が違うなと思いました。きょう、やっと能力をすべて出し切ってくれましたね」
 レースは2番枠スタートから馬なりで中団をキープ。難コースの淀3200メートルだが、松岡は「1200メートルでも3200メートルでも競馬は競馬ですから。位置取りはどこでもいいと思っていました」と、気負うことなく自然体。向こう正面ではすぐ前を2番人気の東のエース・スクリーンヒーローと横山典が歩を進めており、「ちょうど前が開けて、スクリーンヒーローにいい感じで誘導してもらう形になりましたね」と、何のロスもなく最内の経済コースを上がっていく。
 この道中を国枝調教師が振り返り、「ウソみたいにロスなく折り合っていけましたからね。これは何かやりそうだな、と思いました」と、すでにこの時に激走の予感があったという。

 勝負どころの2周目坂の下りから4コーナーも、インぴったりにスルスルとポジションアップ。そのまま直線入り口では前が詰まるリスクを恐れることなく最内に突っ込み、直線半ばで早くも先頭に踊り出た。
 「強い馬に勝つには、やっぱりロスなく行くしかありませんからね。岡田繁幸社長(サラブレッドクラブ・ラフィアン前代表)も紘和社長(繁幸氏の長男で現代表)も最内を突いた方がいいとおっしゃっていたので、その通りに行きました」
 最後の直線、堂々先頭に立ったところで、外から蛯名が駆る07年菊花賞2着馬の4番人気アルナスラインが急襲。「馬体が合った時には『また2着かぁ~』と思いましたよ(笑)」とおどけてみせた松岡だが、内心はこれをこそ待っていたと言わんばかり。
 「1頭になると進んでいかなくなる馬なので、絶好の形になってちょうど良かったですね」
 クビ差まで詰め寄られたものの、ここから抜かせない。むしろまだまだ余力十分と思わせるくらいの脚勢のまま、アルナスラインを完封。東の伏兵と若武者による下剋上が大成功に終わった瞬間だった。

 「これまで栗東を使ってきてもなかなか結果が出なかったけど、ここで1つ結果を残せてうれしいですね」
 国枝調教師が喜びをかみしめるように、こう語った。関東・美浦トレーニングセンターに厩舎を構える国枝厩舎だが、関西のビッグレースに出走させる時には早いうちから栗東トレーニングセンターに入厩させ、そこで調教を行うというスタイルを執り続けてきた。マイネルキッツも4月16日から栗東に入っての調整。過去、マツリダゴッホやダノンベルベールも同様に栗東で調教が積まれたが、これまでGI2着はあるものの、勝つことはできないでいた。しかし、ついにつかんだGIの勲章。国枝流“栗東留学”は間違いではなかった。
 「次は宝塚記念(6月28日、阪神2200メートル芝)もありますからね。順調ならここへ行ってみたいと思います。ステークスも勝てなかった馬だったので、これで気負うことなくチャレンジャーのつもりで臨みたい」
 次走を上半期の総決算グランプリ、GI宝塚記念と早くも明言したトレーナー。その時も当然、早め栗東入厩での調整になるだろう。そして、同じく宝塚記念を目標としている厩舎のエース・07年GI有馬記念馬マツリダゴッホと揃い踏みでの栗東入りとなる。

 「まだまだ強い馬も他にいますし、同じ厩舎のマツリダゴッホもいますからね。それらの馬を相手にまた互角以上の競馬ができるように頑張っていきたいですね」と松岡。
 まさに波乱の“盾”役者となったマイネルキッツが、東の伏兵から古馬戦線の主役へ。西の真打ちディープスカイが登場する夏のグランプリ宝塚記念で再び頂点に立ったとき、関東への覇権奪回が成功する。先輩マツリダゴッホとともに、決戦の日までさらに牙を研ぎ澄ますまでだ。
[ 2009/05/03 21:50 ] 競馬結果 | TB(0) | CM(0)
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