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ロジユニヴァース劇的戴冠! 横山典「まさか勝てるとは」=日本ダービー

ロジユニヴァース劇的戴冠! 横山典「まさか勝てるとは」=日本ダービー
2009年5月31日(日) 19時22分 スポーツナビ


 JRAの最高峰レースである3歳チャンピオン決定戦・第76回GI日本ダービーが31日、東京競馬場2400メートル芝で開催され、横山典弘騎乗の2番人気ロジユニヴァース(牡3=萩原厩舎)が、道中3番手追走から直線を豪快に抜け出し、武豊騎乗リーチザクラウンに4馬身差をつけ優勝。3歳馬7768頭の頂点に立った。不良馬場の勝ちタイムは2分33秒7。
 同馬の父ネオユニヴァースは2003年のダービー馬であり、ダービー父子制覇は史上6組目の快挙となる。また、横山典にとっては騎手生活24年目、15回目の挑戦にしてに悲願のダービー初制覇となった。

 一方、1番人気に支持された岩田康誠騎乗の皐月賞馬アンライバルド(牡3=友道厩舎)は12着に敗れ二冠ならず。なお、2着には5番人気のリーチザクラウン(牡3=橋口厩舎)、さらにアタマ差の3着には角田晃一騎乗の8番人気アントニオバローズ(牡3=武田厩舎)が入った。

◇ ◇ ◇

 馬に感謝、スタッフに感謝、そしてファンに感謝のダービー制覇だった。
 「確かに皐月賞よりは上向いていましたけど、もう20年以上も馬に乗っているからGIを勝つのはそんな甘いもんじゃないですからね。まさか、勝てるとは思っていなかった。本当に、馬に感謝ですね」
 横山典がその劇的勝利を噛みしめるように、「馬に感謝」という言葉を何度も繰り返した。歓喜のウイニングランでは11万大観衆の前でヘルメットを脱ぎ、2度、3度と一礼。
 「皐月賞であれだけ大敗して、乗っている僕が『勝負になるかな?』と思っていたのに、ファンのみなさんは2番人気に支持してくれた。それに、関東馬も僕もGIでは負け続けていたのに、それでもあんなに応援してもらって、ファンのみなさんの熱い思いにも感謝でした」

 デビューから無敗の4戦4勝で臨んだ3歳牡馬三冠クラシックの初戦・GI皐月賞(4月19日、中山2000メートル)。一冠間違いなしと言われ、断然1番人気の支持。しかし、レースはいいところなく14着とまさかの大敗だった。
 「正直言うと、弥生賞(3月8日、中山2000メートル)の頃から走りが変わってきたと思っていた。それで、皐月賞は『これが原因か』という走りで負けた。ダービーまで時間がない中でどこまで良くなってくれるかと思っていましたけど、1週前追い切りに乗せてもらった時も、あんまり調子が良くないと思って、みなさんの前でいいことが言えませんでしたからね」
 だが、萩原厩舎スタッフが一丸となって渾身の立て直し。弥生賞、皐月賞で減っていた馬体は回復し、状態も着実にアップ。「萩原先生はじめスタッフのみなさんがやり尽くしたと言っていいくらいの仕上げをしてくれた。前回に比べたら覇気は戻っていましたね」と、わずかな望みを相棒に託す。

 そして、午後から急激に降り始めた土砂降りの雨と不良馬場。「雨も有利に働きました」と、気まぐれな天の配剤もロジユニヴァース復活の後押しとなった。

 レースは前を行くNHKマイルC覇者ジョーカプチーノ、3歳3強の一角と呼ばれた武豊騎乗のリーチザクラウンを見る形で、3番手の内ラチぴったりを追走。
 「とにかく馬に負担をかけないように、と思っていました。この不良馬場ですし内も外もいっしょ。コースロスなく回りたかったので、内ラチから離れることは考えていませんでした」
 4コーナーまで折り合いはバッチリつき、何の不利もないまま迎えた最後の直線。先頭に立ったリーチザクラウンと内ラチの間隙ギリギリを突き、一気に先頭へと踊りでる。皐月賞で不発に終わったタメにタメた末脚が、この大舞台で爆発した瞬間だ。
 「あの場面は狭かったんですけど、手応えが良くてすごくいい感じで行けましたね。あそこまで本当にうまくいったので、最後は弾けてくれました」
 同じ父を持つ最大のライバルである皐月賞馬アンライバルドは不良馬場に沈み、リーチザクラウンも差し返す脚はなく、2着死守に総力戦。後ろからは何も来ない。2馬身、3馬身と差を広げる。
 しかし、着差の見た目ほど楽な直線ではなかった。「後ろがどれだけ離れているかなんて分からなかった。こっちも脚色がいいわけじゃなかったので、とにかく必死でしたね。ゴールまで本当に長かったです」と、栄冠へと続く過酷な最後の1ハロンを振り返った横山典。そして、改めてロジユニヴァース、携わった人々、ファンへの感謝の言葉を口にした。
 「馬が本当に辛抱してくれました。この馬の持つ底力、生命力のなせる業だったと思いますね。本当に、本当に、馬にも感謝ですし、色んな人に感謝です」

 「ホッとしています」
 レース後、安堵の表情を浮かべたのはGI初勝利をこのダービーで飾った萩原調教師。皐月賞後は「どこが良くなかったのかを見直すことを直前までやっていました」と、敗因を1つ、1つ徹底的に洗い出し、そしてつかんだ頂点。
 「僕よりもスタッフがよくやってくれました。アドバイスをもらったりもしましたし、僕以上にスタッフが頑張ってくれた」
 そして、「トモの踏み込みの問題だったと思いますね」と、この勝利で皐月賞の明確な敗因もハッキリしてきたとダービートレーナーは語る。
 執念の調整が実り、23年ぶりとなる皐月賞2ケタ着順からの大反撃を成功させて再び証明した3歳トップの能力。しかし、この1勝だけで終わらせるつもりもなければ、満足もしていない。萩原調教師はこれからの展望を語った。
 「皐月賞は失敗したなという気持ちでしたが、これで結果が出たとは思っていません。皐月賞の敗因がつかめたことで、今後の調整がやりやすくなると思いますし、もっとロジユニヴァースを良くしていかなくちゃならないと思っています。夏は使うレースがないので、秋以降に関してはオーナーと相談していきたい」

 2006年生まれの3歳世代7768頭の頂点に立ったのは、1997年サニーブライアン以来12年ぶりとなる関東馬のロジユニヴァース。
 「これだけ関東が低迷している中での勝利は、やっぱり大きいと思う」と横山典。だが、リーチザクラウンも同じように皐月賞大敗から巻き返して能力の高さを証明し、一方、皐月賞でのこの2頭と入れ替わるように、今度はアンライバルドが不完全燃焼で終わっている。関西馬2頭とのライバル関係は終わっていないし、特にアンライバルドとの勝負付けはいまだ済んでいない。
 『3強』は、やはり『3強』だった。2009年につむがれた新・3強ライバル物語はクラシック最後の三冠目、秋の淀3000メートル菊花賞へと続く。
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